スワップファイルを終了時に削除する
Windows(XP/Vista/7)対応
-スポンサードリンク-
パソコンを使っていると、仮想メモリの領域にスワップファイルが生成されます。
スワップファイルは、一時的にファイルを保存しておく為のファイルなので、一度使い終わったら不必要なゴミファイルになります。
この様な一時ファイルは、そのままHDDに残っていると、ファイル断片化の原因にもなります。
しかし、不要なスワップファイルが消去されず、残ってしまう事があるので、Windows終了時に確実に消去する事が望まれます。
そこで、レジストリを変更し、Windowsの終了時にスワップファイルを自動消去するよう設定変更しましょう。
ちなみに、スワップファイルを消去する事は、ファイルの断片化に効果がありますが、断片化がゼロになるわけではないので、定期的なデフラグは必要です。
以下、レジストリ設定を変更する内容が含まれているので、適切なバックアップを作成してから自己責任で作業するようお願いします。
レジストリのバックアップ方法と復元方法
-スポンサードリンク-
スワップファイルを終了時に消去にする方法
Windows XP/Vista/7
- ファイル名を指定して実行を開き([Win]ボタン+[R]ボタンを同時に押す)、「regedit」と入力し、レジストリエディタを起動しましょう。
- レジストリエディタから、以下をたどり、[ClearPageFileAtShutdown]をダブルクリックし、「値のデータ」を「1」と設定すれば、Windowsの終了時にスワップファイルが消去されます。
[ClearPageFileAtShutdown]が見当たらない場合は、レジストリエディターの「編集」→「新規」→「DWORD値」を選択し、[ClearPageFileAtShutdown]を新規作成します。- HKEY_LOCAL_MACHINE
- SYSTEM
- CurrentControlSet
- Control
- Session Manager
- Memory Management
- ClearPageFileAtShutdown
- Memory Management
- Session Manager
- Control
- CurrentControlSet
- SYSTEM
ClearPageFileAtShutdown 設定値
0 スワップファイル消去を無効にする 1 スワップファイル消去を有効にする - HKEY_LOCAL_MACHINE
- 容を有効化するには一度再起動させる必要があります。
以上で設定は終了です。
コメントフィード
トラックバック URL : http://jisaku-pc.net/speed/reji_12.html/trackback