NTFSのアクセスログを停止する
Windows(XP/Vista/7)対応
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NTFSフォーマットのファイルシステムは、従来のFAT32形式と比べ、4GB以上のファイルを扱えたり、耐障害性が向上、ファイル検索速度の向上など、多くのメリットがあります。
ただ、WindowsXPの初期設定では、ファイルにアクセスする度に、そのアクセス情報をパソコンに記録するように設定されています。(ちなみに、Windwos7の標準設定はOFFになっていました。)
(アクセス日時が記録されている↓)
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この様にアクセスする度に情報が記録されるので、パソコンのスペックが低かったり、書き込み速度の遅いSSDを搭載したパソコンは、パフォーマンスの低下につながります。
現在のパソコンでアクセスログを停止しても、ほとんど効果を体感する事が出来ませんが、少しでもパフォーマンスを改善したい方向けに設定変更方法を紹介します。
当然アクセスログを停止した場合、アクセス日時は更新されなくなります。不都合が生じると予想される場合、設定変更は控えましょう。
以下、レジストリ設定を変更する内容が含まれているので、適切なバックアップを作成してから自己責任で作業するようお願いします。
レジストリのバックアップ方法と復元方法
アクセスログを無効にする方法
Windows XP/Vista/7
- ファイル名を指定して実行を開き([Win]ボタン+[R]ボタンを同時に押す)、「regedit」と入力し、レジストリエディタを起動しましょう。
- レジストリエディタから、以下をたどり、[NtfsDisableLastAccessUpdate]をダブルクリックし、「値のデータ」を「1」と設定すれば、アクセスログを停止する事が出来ます。
- HKEY_LOCAL_MACHINE
- SYSTEM
- CurrentControlSet
- Control
- FileSystem
- NtfsDisableLastAccessUpdate
- FileSystem
- Control
- CurrentControlSet
- SYSTEM
NtfsDisableLastAccessUpdate設定値
0 アクセスログを有効にする 1 アクセスログを無効にする - HKEY_LOCAL_MACHINE
- 容を有効化するには一度再起動させる必要があります。
以上で設定は終了です。
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