エラー表示の待機時間を短縮する
Windows(XP/Vista/7)対応
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アプリケーションが何らかの不具合を起こし、フリーズしてしまった場合、「応答なし」と表示されたり、Windowsの終了時にも、ソフトウェアが正しく終了出来ずにフリーズした場合、「応答待ち」、「応答なし」とエラーが表示される事があります。(Windowsのバージョンによって若干表現が異なります)
Windowsの標準設定では、ソフトウェアのエラーを検知してから、5秒待ってからエラーメッセージを表示するようになっていますが、これはかなり余裕を持たせた設定なので、短縮する事が出来ます。
通常1~2秒も待てば十分だと思います。
逆に、0秒にしてしまうと、ソフトウェアのフリーズではなく、単なる処理待ちもエラーと誤認してしまうので注意してください。
ですから、少なくとも1秒程度は待ち時間を設ける必要があります。
勿論、1秒でエラーが多発するようなら、もう少し待ち時間を長めに設定しなおし、微調整しましょう。
また、標準設定で「応答なし」が頻繁に出るようなら、5秒では短すぎるのかもしれません。
長めに設定し様子を見ましょう。
以下、レジストリ設定を変更する内容が含まれているので、適切なバックアップを作成してから自己責任で作業するようお願いします。
レジストリのバックアップ方法と復元方法
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エラー表示の待機時間を変更する方法
Windows XP/Vista/7
- ファイル名を指定して実行を開き([Win]ボタン+[R]ボタンを同時に押す)、「regedit」と入力し、レジストリエディタを起動しましょう。
- レジストリエディタから、以下をたどり、HungAppTimeoutをクリック。
「値のデータ」を変更します。単位は【ms】なので一秒なら1000と入力します。WindowsVista/7では、HungAppTimeoutが存在しないので、HungAppTimeoutを作成する必要があります。
下記のツリー構造を参考に、「Desktop」を開きます。
レジストリエディタの「編集」→「新規」→「文字列値」を選択して名前をHungAppTimeoutとします。
後は通常のレジストリ変更と同じように値のデータを任意に設定します。- HKEY_CURRENT_USER
- Control Panel
- Desktop
- HungAppTimeout
- Desktop
- Control Panel
- HKEY_CURRENT_USER
変更内容を有効化するには一度再起動させる必要があります。
以上で設定は終了です。
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