Windows Aeroは切るな!


Windows(Vista/7)対応 速度アップ指標
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3D描写によるタブの切り替え
Windows AeroはWindowsVista以降のOSに搭載された美しい視覚効果を備えたユーザーインターフェイスです。
WindowsXPに搭載されたLunaの代わりに搭載されています。

視覚効果のインパクトが強く、CPUに相当な負荷がかかっていると思われがちですが、実はパフォーマンス上、Aeroを有効にした方が良い結果が得られます。

今までのインターフェイス(Luna等)は当たり前の話ですが、視覚効果が無ければ無いほど良いとされていました。
例えば、壁紙やウインドウアニメーション等・・・

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しかし、WindowsAeroは、デスクトップ描画機能をCPUではなく、ビデオカードで処理を行うように変更されたため、CPUの負荷が軽減されたのです。
逆に、WindowsAeroを切ってしまうと、今までのように、画面描写をCPUが負担することになるので、パフォーマンスが低下してしまいます。
ただし、その弊害として、ビデオカードの性能が一定以上必要ですし、メモリの使用量が増えたというデメリットが発生しました。
(※ビデオカードはよほど低性能な物でなければ問題ありません。また、メモリの使用量が増えたといっても、わずか数十MB程度です)
WindowsAero有効の場合、メモリ使用量は3.03GB
Windows Aero有効

Windowsクラシックに変更すると、メモリ使用量は2.96GBに下がる
Windowsクラシック
画面描写をビデオカードがになっているからといって、壁紙やアニメーション、影描写等が有効になっているとパフォーマンスは低下しますので不要な画面描写は無効にした方が良いでしょう。

大切なことはWindowsの高速化ではなく、使いやすくする事!

Windows高速化の目的は、あくまでパソコンを使いやすくするための一つの方法です。
Aeroの画面描写ではなく、今までのクラシック表示の方が使い易ければ当然クラシック表示にすべきです。
Windowsの軽量化に躍起になるあまり、手段と目的が混同しないように気をつけましょう。



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