2017/08/20

メモリを取り付ける

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PCメモリ

メモリは静電気に非常に弱く、端子もむき出しになっています。端子に触れないよう取り扱いには注意してください。
取り扱う前に金属部分などに手を触れて静電気を放電させておくとよいでしょう。
触れる時は、この様にメモリの端を持つようにしましょう。
メモリに放熱板が付いていれば、その部分をもってもよいです。

マザーボードの準備

マザーボードのメモリスロットは2~6スロットあります。
どの個所にメモリを挿入しても起動しますが、複数のメモリを装着する場合は指定のスロットにメモリを装着することでディアルチャンネル・トリプルチャンネルとして最適化されます。
マザーボードのメモリスロット

※デュアルチャンネルとは、二組のメモリにデータを並列書き込みする事で高速化する技術です。
マザーボードのマニュアルを見ると、メモリスロットが指定されています。下のマニュアルの例だと、DDR4_A1とDDR4_B1もしくはDDR4_A2とDDR4_B2をセットで取り付けるように指示が記載されています。
もちろんマザーボードの種類によって推奨スロットが異なるので、必ずマニュアルでも確認してください。
マザーボードのマニュアル

 

メモリを取り付けるときはスロットのロックを外側に倒してロックを外します。
メモリスロットのロックを外す

ロックは、スロットの両側についているものと、片側だけに付いているものがあります。
昔は両側についていましたが、最近のパソコンはほとんど片側タイプです。

両側ロックのスロット
両側にロックがあるメモリスロット

片側ロックのスロット
片側にロックがあるメモリスロット

 

メモリの取り付け

メモリの凹と、メモリスロットの凸部分の位置を合わせてメモリを挿入します。
位置が合わない場合、左右が逆になっているはずです。
スロットとメモリの凹凸を合わせる

メモリの凹とスロットの凸が合わない場合、メモリが逆向きです。
左が正しい向き、右が逆向きに取り付けた場合
凹凸の位置でメモリの向きがわかる

左右均等に力を入れメモリスロットに差し込みます。
マザーボードによってはかなり力が要ることもあります。
※力を入れても刺さらない場合、メモリとスロットの凹凸があっているか確認しましょう。
メモリの取り付け

メモリを挿入するとメモリロックが自動的に起き上がり、ロックされます。
ロックが完全に上がりきらない場合は最後まで刺さっていない証拠。メモリをよく押し込み、ロックが最後まで上がることを確認しましょう。

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