2017/08/17 2017/08/18

CPUを取り付ける

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マザーボードにCPUとCPUクーラーを取り付けます。
CPUはマザーボードのCPUソケットに載せるだけの簡単な作業。
ですが、取り付ける向きがあったりCPUソケットの金属端子などに注意して作業する必要があります。

  • CPUの向きに注意
  • CPUソケットの端子に注意
  • CPUクーラーをしっかり固定

マザーボードの準備

CPUを取り付ける前にマザーボードの中身を確認しましょう。
マニュアルを見て欠品がないかチェックしてから作業します。
マザーボードの欠品チェック

マザーボードの裏側は電子部品の足などがあります。そのまま机の上に置くと、はんだ足で机や床を傷をつけてしまいますし静電気によってパーツが破損してしまうこともあります。この様に化粧箱の上で作業すると安全に作業できるのでお勧めです。
(化粧箱の段ボールは紙なので電気をゆっくり放電する作用があり、静電気がパチッと放電することがありません。)
マザーボードを化粧箱の上に置いて作業する

CPUの設置

作業の準備が整ったら、マザーボードにCPUを取り付けます。Intel製のCPUとAMD製のCPUで固定方法が異なりますから分けて説明します。

Intel製CPUの設置

マザーボードのCPUソケットには保護カバーが取り付けられています。
CPUソケットの保護カバー

「REMOVE」の爪に指をかけて上に持ち上げると簡単に取り外すことができます。
カバーの下には無数のアクセス端子があります。非常にデリケートですし、静電気に弱いので絶対に触ってはいけません。
CPUソケットの保護カバーを取り外す

保護カバーを取り外したら、CPUソケットの右側にあるレバーを外します
金属のソケットレバーを下に押しながら外側にレバーを動かす
CPUソケットレバーを外す

レバーを上に持ち上げるとCPUの固定カバーも一緒に持ち上がります。
ソケットレバーを持ち上げる

CPUを化粧箱から取り出します。
CPUは静電気に大変弱いので、取り扱う時はCPUの側面を持つようにしましょう。
CPUの持ち方

CPUをソケットにそっと乗せます。(抑えつけないでください)
ソケットにCPUを載せる

この時、CPUの向きに注意してください。
CPUの側面には切り込みがあり、CPUソケットの突起部分と合致する向きにします。
CPUの切り欠きをあわせる

CPU固定レバーを外した時とは逆の手順でフックに引っかけて固定します。
この時、CPUカバーの爪がネジの下に入り込んでいるか確認しましょう。(下画像赤丸部分)
CPUの固定カバーを取り付ける

これでマザーボードにCPUがしっかり固定されました。
マザーボードに設置したCPU

AMD製CPUの設置

AMD製CPUの取り付け

CPUソケットの右側にあるレバーを外します
金属のソケットレバーを下に押し、外側にレバーを動かすとレバーが外れます。
そのままレバーを上に持ち上げてください。
CPUの固定フックを取り外す

AMD製のCPUは裏側に細い端子がむき出しになっています。
折れやすく、静電気にも弱いので慎重に取り扱いましょう。
AMD製CPUの端子

手で持つときは、このようにCPUの基盤をつまむように持つと端子に直接触れず、作業できます。
CPUの持ち方

AMD製のCPUをソケットにそっと乗せます。
CPUをソケットに設置する

この時、CPUの”▲マーク”とソケットにある”▲マーク”が揃う向きにします。
(マザーボードの取り扱い説明書にも詳しく記載されています。わからない場合は必ず取り扱い説明書で確認しましょう。)
CPUの向き

バーを下げてを矢印の方向に下げてCPUをロックします。
これでマザーボードにCPUがしっかり固定されました。
ソケットレバーを戻す

 

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