ツクモ電機の電源の選び方と購入方法を紹介

自作PC (自作パソコン)大図鑑




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電源を買ってみよう!

パソコンの電源はケースのカテゴリにあります。
下の図は、カテゴリ一覧から電源の項目を選択した、製品一覧画面です。
電源

製品スペックの見方

電源は数が多く規格もどれを選んでよいか難しいパーツの一つです。また、同じ容量なのに製品ごとに大きく値段が分かれます。
電源のスペックを見て行きましょう。製品一覧から、個別製品を選択すると詳細画面を見ることが出来ます。
電源

詳細画面には、規定出力や、電源規格、コネクタの種類と数、ノイズレベルまで記載されています。

「規格」
電源の規格ですが、通常のデスクトップPCはATX12Vという製品を選びましょう。

「規定出力」
電源の出力(W)です。

「最大出力」
電源の最大出力(W)です。常にこの出力を出せる訳ではありません。最大出力はだいたい1分程度しか出せないと思った方が良いでしょう。
電源の出力は余裕をもって選択しましょう。

「80plus」
変換効率の高さを示す80plusの認証を受けた製品かどうかが分かります。

「ATXメインコネクタ」
ATX12V規格は20ピンと24ピンの2種類あります。20+4と記載されている製品はどちらにも対応している事を表しています。

「ATX補助コネクタ」
電源の補助コネクタです。

「S-ATAコネクタ」
ドライブ駆動用のS-ATAコネクタの数です。

「HDDコネクタ」
UltraATA用HDDのコネクタ数です。

「FDDコネクタ数」
FDD用のコネクタ数です。

「PCI-Expressコネクタ」
高性能のビデオカード用の補助電源コネクタです。ハイエンドビデオカードを購入予定の方は必需品になります。

「冷却ファン」
電源の冷却ファンの大きさです。

「外形寸法」
電源の外形寸法を「mm」で表しています。幅、奥行、高さで表しています。


その他
電源のその他の情報が書かれています。こちらも良くチェックしましょう。画面には下記内容が書かれています。
■規格:ATX 12V ver2.2 & ESP12V→電源規格のバージョン
■冷却ファン:120mm角 ボールベアリングファン ノイズレベル:20〜29dB(A)→電源ファンの詳細とノイズレベル
■アクティブPFC→効率改善回路のことです
■ATI CorssFireサポート→ATIのマルチGPU対応
■日本製コンデンサを採用→高性能の日本製コンデンサを使っています
■保証:3年 →メーカーの製品保証です




PC電源選びのヒント

電源の選び方ですが、主電源の規格が「ATX(20/24ピン)」のものを選択しましょう。電源のピンが(20/24ピン)と別れるタイプの電源は旧マザーボード(Pentium 4の初期)にも対応でき、最新のマザーボードにも使用できます。あなたの選んだパソコンがPentium4以降の製品であるなら、まず間違いなくこの規格で動作します。商品検索でキーワード検索をして絞り込みます。


次に最大出力はマシンごとに異なります。3Dゲームなどのハイエンドマシンは500W以上のものを選択します。ミドルレンジ以下の製品については、450Wもあれば十分です。実際Core2 Duoで組めば300W位でも動きます(ビデオカードをミドルレンジのものを使用した場合)。

製品を一つづつ見ていくと、同じように見える電源でも特徴が分かってきます。その一つがケーブルの着脱です。電源から伸びるケーブルを全て使用している人はほとんどいません。そこで必要なケーブルのみを取り付けられる、着脱式の電源があります。ケーブルが邪魔にならないのでケース内のエアフローを確保でき、お勧めです。
 また、電源の効率と言う面でもいろいろな製品があります。PC電源は家庭の交流電源をPCでも使える直流の規定電圧に変電する役割を持っています。その変電の効率が100%に近い製品ほど優秀な電源と言うわけです。
80Plusの製品を選べば簡単に高効率の電源を選ぶことができます。

また、電源は出来れば安物ではなく1万円以上するモデルの購入をお勧めします。
最近のパソコンは電源に負荷がかかるのか、安物の電源トラブルに何件か遭遇しています。どれも7000円ほどの電源で購入してから2年未満の製品でした。

電源のトラブルは案外原因が付きとめられないので、トラブルを未然に防ぐという意味でも高性能電源をお勧めします。


お疲れ様でした。以上でPCパーツの選び方は終了です。
パーツの購入方法を出来るだけ詳しく説明したつもりですが、どうでしたでしょうか?





1.パーツ選び実践編
2.CPU選び
3.マザーボード選び
4.メモリ選び
5.ビデオボード選び
6.HDD選び
7.光学ドライブ選び
8.PCケース選び
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