Ryzen5 1600で組む自作パソコン
スポンサーリンクマザーボードをケースに取り付ける
CPU・メモリ・SSDを装着したら、PCケースに取り付けます。
PCケースパネルを外す
ケース裏側の4か所のねじを取って左右両方のパネルを外します。
ねじは指でつまんで回すことができますが、回わせないときはNo.2のドライバーを使いましょう。
ネジを外したら、ケースカバーを後ろ側に引くとケースパネルが外れます。
同様の手順で反対側のパネルも取り外しましょう。
ケースパネルを取り外すとマザーボードやHDDの取り付けスロットが確認できます。
フロントパネルのスイッチやアクセスランプのコードは組み立ての邪魔になります。束ねておくと組み立ての作業が楽になりますよ。
IOパネルを取り付ける
ケースパネルを外したら、マザーボード付属のI/Oパネルをケースに取り付けます。
I/Oパネルはホコリの侵入を軽減したり、不格好なソケットの目隠しになります。マザーボードに付属している物を使いましょう。
I/Oパネルは裏表あるので取り付けるときは向きも確認しましょう。
パネルを横から見ると、フチがU字型に加工されています。
写真の下側(広がっている部分)が内側、U字に加工されている方が外側になります。
I/Oパネルはケースの内側からはめ込みます。
マザーボードのI/O端子の上下の向きと一致するように取り付けます。
I/Oパネルの周りには小さな突起物がついています。
この”ポッチ”がPCケースの枠に引っかかることで固定されます。
マザーボードを取り付ける
パソコンケースにスペーサーを取り付けます。
このPCケースには最初からスペーサーねじが取り付けられていました。
ケースによっては自分で取り付けるタイプや、特殊な固定具が使われている事があります。
↓これが「スペーサー」です。六角形の形をしています。
マザーボードに取り付けるときは手で締め、ラジオペンチを使って増し締めします。
(強く締め付けすぎるとねじが馬鹿になるのでほどほどに・・・)
強い力で締め付ける必要はありませんが、固定しにくい場合はボックスレンチいう道具を使うと楽に作業できます。
↓ボックスレンチ(マザーボード適合サイズ)
写真のようにCPUクーラーを持つと作業しやすいです。
CPUクーラーは割としっかり固定されているので、乱暴に扱わなければ外れることはまずありません。
I/OパネルとマザーボードのI/Oインターフェイスが一致していることを確認しながら作業しましょう。
↓正しく取り付ければ、このようにピッタリ一致するはずです。
スペーサーとマザーボードのネジ穴を合わせ、インチネジを使って固定します。
パソコンには、主に「ミリねじ」、「インチねじ」、「ファン用ねじ」の3種類が使われます。
インチねじは真ん中のねじです。
インチネジを使ってマザーボードをケースに固定します。
ネジは下記の番号順のように対角線上にネジ止めし、一度に締めず、全てのネジを仮止めしてから増締めするのが基本
ただし、締め付け過ぎるとマザーボードが破損することがあるので緩まない程度に固定するだけでOK
通常ATXサイズのマザーボードの場合、8~9箇所で固定します。
今回のマザーボードはATXサイズですが一回り小さいタイプなので6箇所のねじ穴しかありませんでした。
以上でマザーボードの取り付け完了です。