光学ドライブの選び方
スポンサーリンクCD/DVD/BDのドライブ装置。
OSや各種ソフトウェアのインストール用としてあると便利です。ただ、OSもインストールUSBを作れば必ずしも光学ドライブは必要ありませんし、ソフトウェアもダウンロード配布が主流になっているので必要な装置ではなくなりつつあります。
参考:Windowsのインストール用USBメモリの作成
古いパソコンから使いまわしができるパーツですから、規格に満足しているのであれば、あえて新品を購入する必要もないでしょう。
光学ドライブの種類
DVDドライブ
OSのインストールディスクなどはDVDメディアで配布されています。
価格も2,000円~3,000円と大変低価格になっていますからBDを視聴する予定がなければDVDで十分です。
BDドライブ
大容量・高画質のBDは、単に映画を視聴するだけでなく、編集した動画を知人に配布するときなどに大活躍。
データディスクとしてみた場合、片面25GB/両面50GBの大容量ストレージとしてみることができますが、サイズ・容量・速度ともUSBメモリが有利です。
一方、メディア単価は一枚あたり50円以下で手に入るので大量にメディア配布する場合には利用価値があります。
ただし、データの耐久性は弱いですからBDなどのリムーバブルディスクはデータの配布用と割り切り、あまり信用しないほうが良いです。
家族写真などの大切なデータはHDDの方が圧倒的に安全です。※当然バックアップもHDDで取る事も重要。
UHD BDドライブ
Ultra HD Blu-rayはBDの後継となる規格。
UHD BDは既存のBDと互換性がないため、利用するにはUHD BD対応のドライブが必要です。
内蔵ドライブ・外付けドライブ
内蔵ドライブ
内蔵ドライブはPCケースの5インチベイに搭載します。
動作音が静かで、速度が早く、安価です。技術が成熟しきっているのでメーカーによる技術的な差はほとんどありません。
PCケースに5インチベイがあるなら内蔵タイプをおすすめしますが、光学ドライブの使用頻度が少なく、ケース内の配線をすっきりさせたい場合は、あえて搭載しないという選択肢もあります。
外付けドライブ
USB接続で必要なときだけ接続して使います。
ブートドライブとしても利用できるので、実質的に内蔵ドライブと差はありません。
サイズ的に無理があるのか、アクセス速度や静音性は犠牲になっています。
接続規格
光学ドライブの接続規格は内蔵ドライブならS-ATA、外付けドライブならUSB3.0またはUSB2.0が主流です。中古品のなかには旧式のIDEタイプがあります。すでに最新のマザーボードにはIDEソケットが無いものが多いので中古品を購入する際は注意しましょう。
バルク品orリテール品
光学ドライブやHDDといったパーツはユーザー向けのリテール品と簡易包装のバルク品が流通しています。
リテール品とは?
リテール品とは、よくお店で見かけるパッケージングされたモノ
親切な取り扱い説明書やバンドルソフトも豊富です。意外と軽視されがちなバンドルソフトですが、個別に購入すると数万円分の商用ソフトが付属していたりするのであなどれません。
pioneer製のリテールドライブは特にバンドルソフトが豊富です。多少型落ちのソフトウェアになりますが、ちゃんとした製品版が付属しています。
バルク品とは
バルク品とは一言で言うと簡易包装タイプ。
よくジャンク品と誤解している方もいますが、ジャンクは故障品のこと。バルク品とはまったく意味が違います。
バルク品は簡易包装の正規品です。マニュアルやバンドルソフトがごく簡易的なものだったり、付属していませんが、その代わり非常に安価です。少しでも安く購入したい場合はバルク品がお買い得です。
バルク品はこのようなプチプチに包まれた簡易包装になります。