ノートパソコンを掃除する

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パソコントラブルの症状診断から原因を特定し、トラブルの対処法について紹介しています。
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ノートパソコンはキーボードの中にゴミがたまりやすく、基本的に分解掃除できません。
しかも、最近のパソコンは液晶部分がタッチパネルになっているものもあるので液晶の汚れも目立ちます。

そこで、長期間使い込んだノートパソコンをクリーニングしてみましょう。

クリーニング前の注意点

クリーニングの前は必ずパソコンをシャットダウンして、ACアダプターを抜いておきます。
バッテリーも取り外し可能なら外した方が安全です。
クリーニング中は水拭きなどするので、パソコンの電源が入ってしまうと、ショートの危険があります。また、HDDが回転してしまうとちょっとした衝撃でデータが消えてしまう恐れもあるので、バッテリーも抜いたほうが安全に作業できます。

キーの中に入り込んだごみのクリーニング

ノートパソコンのキーは基本的に分解することができません。
中には取り外し可能なパソコンもありますが、一般には無理に取り外すと破損してしまいます。

そこで、エアーダスターを使ってみましょう。
エアーダスターはガスを噴き出して細部に入り込んだ埃を吹き飛ばす。ちなみに、サンワのエアダスターはエアーが強力で、効率的にクリーニングできるのでお勧めです。もちろんノンフロンで環境にやさしいガスを使っています。
サンワダイレクト エアダスター 大容量400ml 強力噴射 環境配慮タイプ 200-CD009
エアーは連続して出し続けると一時的に圧力が低下してしまいます。「シュッ、シュッ」と間欠的にエアーを出すと圧力低下が抑えられ効率よく作業できます。冬場は温度がエアーの温度が低いと圧力が下がるので、暖房のきいた室内に30分ほどおいてから作業しても良いでしょう。ただし、間違ってもストーブの前など、高温になる場所においてはいけません。最悪の場合、爆発します。

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液晶部分のクリーニング

ディスプレイの液晶部分の汚れはウェットシートなどで拭くと水シミが出来て余計汚くなってしまいます。
意外と液晶用のウェットシートもガッカリさせられることがあります。私はこの手の商品で水シミがなく、きれいに仕上がる製品に出会ったことがありません。
↓一般的なウェットシートで拭いた場合、水シミがどうしてもできてしまいます。

そこでお勧めなのがメガネクリーナ
これは眼鏡ようのウェットシートで、手あかやほこりの除去力がものすごくよい製品です。

類似品に激落ちシリーズの眼鏡クリーナーがありますが、こちらでも落ちないことはありませんが性能は良くありません。安かったので買ってみましたが、指紋の汚れが落ちにくく、ガッカリしました。

メガネクリーナで液晶を拭くと指紋の汚れもきれいになくなり、しかも水シミも全くでない優れものです。たぶん一度使うと病みつきになると思います。
↓汚れは良く落ちますし、水シミも全く見当たりません

蛇足になりますが、眼鏡をクリーニングするときはメガネのシャンプーを使っています。こちらは眼鏡クリーナーよりきれいに汚れを落とすことができますし、眼鏡を擦らずに汚れが落ちるので眼鏡のコーティングの寿命も大幅に伸びます。
メガネのシャンプー除菌EX ミンティベリーの香り

本体のクリーニング

パソコン本体は硬く絞った水拭きやウェットシートで汚れをふき取ります。
ケース内部のCPUファンに溜まった埃は、ノートパソコンの蓋をあけてから除去しなければなりません。
ただし、上記のエアーダスターのノズルを吸気口から挿入して噴射することで埃を一気に吹き飛ばすことができます。
ただし、パソコン内部の埃が舞うので、屋外で作業するとよいでしょう。

コネクタのクリーニング

最後にアダプターやUSB接続端子もクリーニングしましょう。
特にUSB端子は通電性が良くなり、読み取りエラーも少なくなります。
クリーニングには「接点回復剤」と「ベビー細軸綿棒」といった細い綿棒を使います。

綿棒に接点回復剤を少量塗布します。

各種コネクタ部分を綿棒を綿棒でこすり、汚れを落とします。
接点回復剤は汚れはもちろんですが、腐食して接触が悪くなった端子の回復にも大変効果があります。



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