パソコンをリカバリーなどで初期化すると付属ソフトが消えてしまうことがあります。
これは、初期状態のパソコンは、Windows（システム）しか入っていないことが原因。
購入時に付属していたOfficeや年賀状ソフト等は別途インストールする必要があるのです。
※もし、ソフトだけでなく、データファイルも復元したい場合はデータ復旧を優先しましょう。
>>「もし、データ復旧したい場合は・・・」参照
消えてしまったソフトを再びインストールする手順
パソコンの同封品には、下のような、「アプリケーションディスク」という物があるはずです。
このディスクには、ExcelやWoｒｄなどのOffice製品やその他のオプションソフトが入っています。
（また、リカバリーディスクの中にソフトウェアが同封されている場合もあるのでディスクのラベルを確認してみましょう）
アプリケーションディスクが見つかったら、パソコンを立ち上げ、DVDドライブに挿入します。
DVDが自動的に読み込まれ、インストール画面が表示されるはずです。
もし、自動的に読み込みが始まらない場合は、以下の手順で起動させましょう。
スタートボタン⇒「コンピュータ」をクリック
コンピュータウィンドウから、「DVDドライブ」をクリック
DVDの中に、この様なアプリケーションファイルが入っているはずなのでダブルクリックで起動します。
インストール画面が開いたら、必要なアプリケーションにチェックを入れ、インストールを開始しましょう。
（操作画面はパソコンの種類によって異なります。）
この時、不必要なものをインストールするとパソコンが遅くなってしまいます。
必要最小限のソフトだけをインストールするとよいでしょう。
以上でリカバリーして消えてしまったソフトの復旧は完了です。
もし、データも復旧したい場合は・・・
もし、リカバリーしてしまった後でデータも復元させたい場合、すぐにデータ復旧ソフトを使い救出しましょう。
リカバリーは一度データを消去し、その上にOSを上書きしているので、データを１００％復旧させる事はできませんが、全く復旧させられないわけではありません。
>>フリーソフトでデータ復旧などを参考に、データ復旧しましょう。
その際、データ復旧させるパソコンへファイルを移動して、”上書き”してはいけません。どんどんデータ復旧確立が低下してしまいますよ！
もし、フリーソフトでデータの復旧が難しい場合、
ファイナルデータなどの高性能復旧ソフトがおすすめ。
中でも、壊れたOfficeファイルの復元ソフトや、動画、画像、音楽ファイルの復元ソフトなど、専用ソフトもあるので有効に利用しましょう。
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バックアップのススメ
パソコンやスマホのデータは意外と簡単に消えてしまうので、可能な限りバックアップを取ることが重要です。
バックアップさえとっていれば、衝撃や水濡れなどで重篤なシステム障害になってしまっても簡単にデータを取り戻すことができます。
私は、PCデータバックアップソフトを使い、データは2か所に保管するようにしています。さらに、定期的に手動でバックアップを取っていますから、データ障害が起きてもデータそのものが消えてしまうことはありません。
データ復元できない時は？
データが復元できなかった場合、闇雲に操作するとデータ復旧確率が下がってしまいます。
必ず成功するとは限りませんが、今できる最善の方法について紹介しますので、是非参考にしてください。
「データ復元が出来ない時は？」参照
悪徳データ復旧業者に注意
現在、一部のデータ復旧業者による利益を重視した営業活動が問題となっております。
こうした業者は積極的にメディアに露出する(広告費をかけている)為、一見して信頼できる業者に見えますが、
単純にぼったくり価格を提示するだけでなく、返品されたHDDに傷が付いていたというブログ記事も発見しました。
業界内でも嫌われており、この業者が復旧作業を行ったデバイスは復旧拒否する企業も少なくありません。
データ復元が出来ない時は？ 「データ復旧成功の鍵」参照