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外付けHDDを分化してHDDを取り出す方法


外付けHDDの電源が故障したり、USBケーブルのコネクターを壊してしまうと、内部のHDDは問題が無くても、データにアクセスできません。

そんな時は外付けHDDのケースを分解し、HDDを取り出してみましょう。取り出したHDDをUSB変換ケーブルなどでパソコンに接続すれば、データを取り出すことができます。


※当然ですが、分解するとメーカーの保証が切れてしまいます。たとえ完全に分解していなくても、ケースにこじ開けたような跡があると保証が効かなくなりますから、よく理解したうえで分解してください。

 

外付けHDDの分解

外付けHDDの分解は結構厄介です。
単純にねじを外して分解できれば良いのですが、爪で固定されている場合は分解にてこずります。

↓外付けHDDの本体に小さな穴が開いていたら、分解用のピン穴です。細いドライバーなどを押し込むと爪が外れるようになっています。

ピンを差し込みながら、少しづつ手でケースを開いていきます。

↓このようにラベルの下にも爪が隠れていました。

本体カバーを取り外すとHDDが出てきます。

基盤ごとHDDを取り出します。
ねじでHDDが基盤に固定されていますから、不要なねじを取り外しましょう。

ねじを取り外したらHDDを矢印の方向に引き抜きます。

外付けHDDを分解し、内部のHDDを取り出すことができました。

USB変換ケーブルで接続する

取り出したHDDからデータを救出する方法の一つに、USB変換ケーブルを使ってパソコンに接続するやり方があります。
変換ケーブルはドライブの接続規格に合わせて選びましょう。
取り出したHDDの端子部分と、下の写真を見比べて同じタイプの変換ケーブルを購入します。

IDE接続(ポータブルタイプ)

旧式のポータブルHDDに使われている2.5インチIDE接続は、この様な形状をしています。
現在はほとんど見かけなくなりました。
2.5インチIDE対応 USB変換ケーブル
IMG_0025

IDE接続

旧式の接続規格で3.5インチIDE接続の形状です。
こちらも現在はほとんど見かけなくなりました。
IDE/SATA-USB変換ケーブル

S-ATA接続

S-ATA接続の形状です。
SATA USB変換ケーブル
IMG_0024

変換ケーブルでパソコンにUSB接続すると自動的にHDDが認識します。
USB変換ケーブルの接続方法はこちらで詳細に説明しているので参照ください。
IDE規格のHDDをUSB変換ケーブルで接続
S-ATA⇔USB変換ケーブルを使って接続

外付けHDDケースを購入する

HDDと外付けユニットを組み立てて外付けHDDを作るキットが売られています。
価格も2000円~3000円程度で売られているので、HDDを買い替えるよりリーズナブルです。

ケースを選ぶ

ケースの選び方は、HDDのサイズと接続規格が一致する製品を選ぶだけ。
ケースを組み立てると再び外付けHDDとして利用することができるのでとっても便利です。

HDDの接続規格は前述のUSB変換ケーブルで解説しているのでそちらを参照ください。
HDDのサイズ規格は大きく2.5インチHDDと3.5インチHDDに分けられます。
大きさが違いますから、サイズを計れば間違いはないでしょう。
左が2.5インチHDD 横幅が7cm
右が3.5インチHDD 横幅が10cm

また、USB2.0とUSB3.0接続の製品がありますが、より高速にアクセスできるUSB3.0接続の製品を選ぶと良いでしょう。(スピードが全然違いますよ)

3.5インチHDDケース
Inateck USB3.0接続|2.5 インチ、3.5インチHDD対応
Inateck HDD/SSDスタンド|USB3.0接続|2.5 インチ、3.5インチHDD/SSD SATA(SATA-I/II/III) |UASP対応|優れた放熱性|工具不要|最大6TBサポート

2.5インチHDDケース
Salcar USB3.0 接続|2.5インチ HDD対応

Salcar USB3.0 2.5インチ HDD/SSDケース sata接続 9.5mm/7mm厚両対応 UASP対応 簡単脱着5Gbps 18ヶ月保証

 

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