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パソコンをリカバリーする時の注意点


USBメモリパソコンの調子がおかしくなった時は、ほぼシステム(Windows)の不具合と考えて間違いありません。

このようなシステムが原因で調子の悪くなったパソコンは、リカバリーすれば直す事が出来ます。

リカバリーとは、パソコンのソフトウェアを購入時の状態に戻す事を言い、Windowsがウイルスに感染して、内部データが破壊されたとしても、リカバリーすれば元に戻す事が出来ます。

ただし、パソコンのスペック不足や、本体の故障が原因(電子部品の故障など)の時は、リカバリーでは直す事が出来ないので、メーカーサポートに修理を依頼しましょう。

リカバリーの注意点

システムをリカバリーする時の最大の注意点は、内部のハードディスクが初期化されてしまう事

もし、パソコン上に大切な写真のデータや、仕事で使っているファイルがあったとしたら、外付けハードディスクなどにデータをバックアップさせる必要があります。
リカバリーについてはPC環境の移行テクニック(データ編)等を参考にしましょう。

また、インストールしたアプリケーションプログラムも初期化されてしまうので、事前に何がインストールされているのかもう一度チェックしましょう。
フリーソフトなどのダウンロードで手に入れたソフトは、インストールCD等が無いので忘れがちです。

万一、データをバックアップせずにリカバリーをしてしまった場合は、データ復旧ソフトや、データ復旧センターなどで復元できる事もあるのであきらめずに試してみましょう。「パソコンをリカバリしてしまった」等が参考になります。

また、リカバリーには時間がかかる事も意外な盲点だと思います。

システムをリカバリーするには、短く見積もっても2~3時間位はかかり、途中で時刻設定や、ユーザーの名前、パスワードと言った必要事項を記入していかなくてなりません。
このような設定画面は、ユーザーが操作しないと、リカバリーが止まったままになってしまうので、リカバリーの間はパソコンに付きっきりになってしまいます。

よる寝る前にリカバリーを実行して、朝になって確認したら全く進んでいなかったという失敗も珍しい事ではありません。

さらに、リカバリーが終了したら、今度はWindowsアップデートです。
アップデートも、パソコンの再起動を要求したり、アップデートプログラムのダウンロードに時間がかかったりと、意外と時間がかかります。
アップデート作業にも3時間以上かかるので、リカバリーは一日がかりの大仕事です。

しかも、途中でアップデートに失敗するとまた一からやり直しなので、慎重に作業を進める必要があります。

このように、リカバリーにはリスクを伴った大変な作業になります。
出来るだけリカバリーする事は避け、最後の手段にしましょう。
中には、パソコンのスペック不足が原因で、動作が遅くなっていたり、動作が不安定になっている事もあります。

パソコンの寿命はおおよそ6年と言われています。もし、10年以上使っているパソコンで、調子が悪く感じた時は、買い替え時なのかもしれませんよ。

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