電源の選び方と購入方法を紹介

自作PC (自作パソコン)大図鑑


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ケースを買ってみよう!

下の図は、パソコン工房 iconのサブメニューの電源を選択した所です。

電源

電源のメニューには大きく分けて、電源とACアダプタに分かれます。一般的なデスクトップパソコンは「電源」を選びます。





製品スペックの見方


電源


「規格」
電源の規格です。ATXやEPSのバージョンが分かります。ATX12Vの規格はVer.2.2以上の電源の中から選べば、問題ありません。
EPSは電源の出力が強化されたエントリーサーバー向けの規格なので、パソコンユーザーには必要ありません。

「電源ファン」
ファンのサイズと数です。特に必要ない情報なのですが、参考程度に見ておきます。

「電源ファンコントロール」
ファンコントローラーの有無と、その調節機能です。

「各種コネクタ」
電源から供給できるコネクタの種類と数です。中でも24ピンコネクタと8ピンコネクタはマザーボードに直接電力を供給する為のコネクタなので必ず必要です。
その他の、SerialATA用コネクタなどは、パソコン構成に合わせて必要数揃っているか確認しましょう。


PC電源選びのヒント

電源の選び方ですが、主電源の規格が「ATX(20/24ピン)」のものを選択しましょう。電源のピンが(20/24ピン)と別れるタイプの電源は旧マザーボード(Pentium 4の初期)にも対応でき、最新のマザーボードにも使用できます。あなたの選んだパソコンがPentium4以降の製品であるなら、まず間違いなくこの規格で動作します。商品検索でキーワード検索をして絞り込みます。


次に最大出力はマシンごとに異なります。3Dゲームなどのハイエンドマシンは500W以上のものを選択します。ミドルレンジ以下の製品については、450Wもあれば十分です。実際Core2 Duoで組めば300W位でも動きます(ビデオカードをミドルレンジのものを使用した場合)。

製品を一つづつ見ていくと、同じように見える電源でも特徴が分かってきます。その一つがケーブルの着脱です。電源から伸びるケーブルを全て使用している人はほとんどいません。そこで必要なケーブルのみを取り付けられる、着脱式の電源があります。ケーブルが邪魔にならないのでケース内のエアフローを確保でき、お勧めです。
 また、電源の効率と言う面でもいろいろな製品があります。PC電源は家庭の交流電源をPCでも使える直流の規定電圧に変電する役割を持っています。その変電の効率が100%に近い製品ほど優秀な電源と言うわけです。

以下、電源効率の高いPC用電源を紹介します。


Antec製 EART HWATTSシリーズ


安定した電源供給と、静音性の高い製品はSCYTHE製の剛力 シリーズです。
DOS/V magazinの特集で、低価格ながら電力供給の安定性が優れている製品に選ばれた電源です。
アイドル時と高負荷時で約0.05Vしか電圧変動しません。

 この製品は私も使用していますが、静音性も優れており、ケースに収められている状態では、ファンの風きり音がほとんど聞こえません。ケースに耳を当てるとかすかに「ファー」という風きり音が聞こえる程度です。



お疲れ様でした。以上でPCパーツの選び方は終了です。
パーツの購入方法を出来るだけ詳しく説明したつもりですが、どうでしたでしょうか?




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4.メモリ選び
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6.HDD選び
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