BTOパソコンのメリットとデメリット

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BTOパソコンは、使用目的に合わせて自由にスペックアップできるメリットがある反面、どのようにカスタマイズしてよいのか分かり難いというデメリットがあります。
ここでは、もう少し、BTOパソコンのメリットとデメリットについて考察していくことにします。

BTOのメリット

  • カスタマイズ
    BTOパソコンはCPU、メモリ、HDDなどパソコンを構成する主要なパーツを選ぶことが出来ます。
    たとえば、処理速度を早くしたいなら、CPUをワンランクアップさせたり、テレビパソコンなら大容量HDDに変更するなど・・・
    不必要な機能であれば思い切ってスペックダウンすることでより安くパソコンを購入することが可能。
    たとえば、パソコンモニターは使い回しが出来るので、パソコン本体だけ購入したり、光学ドライブも外付けのものがあるのならわざわざ購入する必要はありません。
  • 低価格
    BTOパソコンは、販売ルートがメーカーからの直販なので、余計な中間マージンが発生しません。
    つまり、通常の店頭販売や、ネットショップを通じて購入するパソコンより安く手に入れることが出来ます。
    不必要な周辺機器や、オーバースペックを仕様変更してよりやすく購入できることも安さの秘訣です。
  • 動作保障
    これはある意味当然なのですが、購入したパソコンは確実に動きます。もし、BTOというシステムがなかったら、既製品を購入するか、自分でパーツを購入して組み立てるしかありません。
    自作パソコンの場合は当然動作保障がないので、動かないときは自分で何とかしなければなりません。BTOパソコンなら、どのパーツを選んだとしても、動作することが保障されています。

BTOのデメリット

  • 実機に触れることが出来ない
    インターネットの通販なので、本物を直接に見ることは出来ません。最近は、スタイリッシュリビングPCなども人気があり、外見が特に重要視されています。店頭販売されているパソコンの様に、直接見たり触ったり出来ないので、外観を重視する方は、より慎重に選びましょう。
  • 納期に時間がかかる
    受注生産方式の特性上、注文してから手元に届くまで、1~2週間位かかってしまいます。注文を受けてから生産する為仕方のない事ですが、すぐにパソコンが必要な人には不向きと言えます。
  • 注文が少し難しい
    BTOパソコン自由にカスタマイズできる反面、少々知識が必要です。
    店頭販売もされていないため、店員さんに質問も出来ません。パソコン初心者の方は、どうしてもスペックを見ただけでは分からない所があると思います。
    BTOの購入には最低限、スペックを見る知識は必要になります。ある程度パソコンに慣れた中級者向けのパソコンなのかもしれません。
  • デザインが単調
    BTOパソコンは市販品と比べるとどうしてもデザインがよくありません。
    理由は単純で、ドスパラや、クレバリーなどのPCパーツショップが手がけるBTOパソコンはオリジナルケースを作れないからです。より安く販売するためにケースをケチるのでデザインがダサくなってしまうと言うわけ。
    DELLはオリジナルケースを採用しているので市販品のようなデザインになっています。
    ちなみに、パーツショップのBTOでもゲーミングパソコンのような高級機はそれなりのケースを使っています。
  • 粗悪部品が使われることも
    BTOはマザーボードや電源など具体的に製品を書いていないメーカーがほとんど。
    特に電源は粗悪品を使ってもスペックには反映されないので安易に低価格なパーツ構成にしないことも重要です(安物買いの銭失いにならないように・・・)。

↓このように、電源にも製品名が記載されているショップや、製品は信頼できます。
製品名が書かれているかチェック

以上がBTOパソコンのメリットとデメリットです。
ある程度パソコンの知識があって、自分の欲しいスペックが分かってくると、デメリットは気にならなくなりますし、それよりも自由にスペックを選べる魅力のほうがはるかに大きなメリットとなります。
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