M.2規格のSSDとは、比較的新しい通信規格で、それまでのSATA接続のHDDより10倍以上の速度が出ます。
私のパソコンにもM.2スロットが装備されていたので早速M.2規格のSSDを装着してみることにしました。
ところが、M.2スロットにSSDを装着すると、それまで正常に起動していたHDDが全く認識しなくなってしまいました。
原因を探ってみると意外と単純な仕様によるものと判明。
今回、M.2規格のSSDを装着すると内蔵ドライブが認識しなくなる場合の解決方法を紹介します。
↓使用したM.2規格の SSD[PLEXTOR PX-512M8PeG」
↓マザーボードのM.2スロットに装着
内蔵ドライブが認識しなくなった原因は?
最初原因がわからず、焦ってしまいましたが、マニュアルにそのまま記載してありました。
↓マザーボード「H170 Pro4Sユーザーマニュアル」によると、M.2デバイスを装着すると、SATA3_0とSATA3_1スロットが無効になるのだそうです。
そこで、ドライブの接続スロットを確認すると、SATA3_0に配線しているHDDが認識していないことが判明。
すぐに別のスロットに差し替えてパソコンを再起動したところ、問題なくアクセスできるようになりました。
今回の例はあくまで「H170 Pro4S」の仕様によるものです。
マザーボードの機種によって、無効になるスロットなどが異ることがありますのでお手元のマニュアルに従って操作しましょう。
マニュアルが手元にない場合は、マザーボードの型番をネットで調べるとユーザーマニュアルが見つかります。
↓ちなみに、型番は大抵マザーボードに刻印されているので、パソコンケースを開くと確認できます。
「ASROCK H170 Pro4」と確認できます。
もし新しいデバイスを装着したときに、他のデバイスが反応しなくなった場合、マニュアルを参照すると意外と簡単な答えが書いてあることがありますよ。
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