以前のバージョン機能を利用すれば、間違ってデータを削除してしまったり、いつの間にかデータが消えてしまっていることに気がついた場合、必要なファイルを以前のバージョンから復元できることがあります。
「以前のバージョン」とはWindowsに標準搭載されている保護機能で、定期的に自動バックアップし、ディスクの一時領域に保存するシステムです。
以前のバージョンからデータを復元
バックアップを作ったら以前のバージョンからデータを復元しましょう。
データを復元したいドライブを右クリックすると下の画像のようにメニューが表示されるはずです。
このメニューから「以前のバージョンの復元」をクリックします。
「ローカルディスクのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
以前のバージョンタブに切り替えると復元できる「フォルダーのバージョン」の一覧が表示されます。
復元したい更新日時のデータを選択し、「開く」をクリックします。
ただし、Cドライブ以外のドライブは「以前のバージョンの復元」が無効になっていることがあります。
もし、下の画像のように「利用可能な以前のバージョンがありません。」と表示されてしまったらこの方法は利用できません。
この場合、無料のデータ復旧ソフトなどを使ってデータを復旧することになります。→「データ復旧ソフトによるファイルの救出方法」参照
指定した日付のバックアップフォルダが開きます。
復旧したいファイルを探し、右クリックでコピーすればファイルが復元できます。
以上が「以前のバージョンから復元」機能を利用した復旧方法になります。
いかがでしたでしょうか?バックアップさえ作っていればファイルの復元は意外と簡単だったのではないでしょうか?
もし、以前のバージョンに目的のデータが見つからない場合は、データ復旧ソフトを利用することで復元できる可能性があります。
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データ復元が出来ない時は? 「データ復旧成功の鍵」参照