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ドライブ文字が変わってアクセスできない場合


パソコンのハードディスクやSSDには任意のアルファベット名が割り振られていて記録メディアを識別しています。
これをドライブ文字といいます。
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パソコンをアップデートしたり、USB接続のHDDを抜き差しすると稀にドライブ文字が変わってしまう事があります。
すると、ソフトやショートカットの参照先が変化してしまい、ファイルにアクセスできなくなります。

この場合、ファイルそのものが消えてしまった訳ではないので、ソフトやショートカットの参照先を一つずつ設定し直せば元に戻ります。
ですが、非常に手間がかかりますから、ドライブ文字を元に戻した方が都合が良い場合があります。

ドライブ文字の変更

Windows7の場合
最初にWindowsボタンをクリックし、スタートメニューの「コンピュータ」を右クリックします。
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メニューが開くので「管理」をクリックします
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コンピューターの管理画面が表示されるので「ディスクの管理」をクリックします。
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ドライブ文字を変更したいディスクを右クリックします。
メニューが表示されるので、「ドライブ文字とパスの変更」をクリックします。
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ここでは例としてEドライブをHドライブに変更してみました。
「E:(ボリューム)のドライブ文字とパスの変更」ウィンドウが表示されます。
「変更」ボタンをクリックします。
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「次のドライブ文字を割り当てる」の項目にチェックを入れます。
右側にドライブ文字の選択メニューがあるので、この中から任意のドライブ文字を選んでください。
今回はHドライブに変更したいので「H」を選びました。。
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ドライブ文字が変化しているか確認してみましょう。
ディスクの管理画面で、ボリューム(H:)になっていれば正常に変更されたことになります。
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