デジタル一眼レフカメラはフィルムカメラと違い、撮影した写真をその場ですぐに確認出来るので大変便利。
私もデジタル一眼レフカメラを愛用しています。
ボタン操作で不必要な写真を削除できる半面、操作に慣れないと必要な写真まで削除してしまったり、メモリーカードをフォーマットしてしまうことがあります。
写真を削除してしまうと焦ってしまいますが、パソコンを使って適切なデータ復旧を行えばかなりの確率(ほぼ100%)でデータ復旧出来ます。
ここで、絶対にしてはいけない事があります。
それは、消してしまったカードへ新たな写真を撮影してしまう事!
写真を消去しただけでは復旧の見込みはありますが、追加で写真を撮影してしまうと、残っているはずのデータの断片に新しいデータが上書きされ、二度と元通りになりません。
決して上書きだけはしないように注意してください。
データ復旧ソフトで対応する
復旧作業には無料で利用できるフリーソフトを使います。
まず、一眼レフカメラのメモリーカードをパソコンに接続し、データ復旧の準備をしましょう。
ソフトは復旧するメディアに保存しないように注意してください。
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- 対応OS:Windows Xp/Vista/7/8/10
- ソフト配布先:Piriform Ltd.
- ライセンス:フリーソフト
このソフトは、通常版とポータブル版の2種類あります。
通常版は、パソコンにソフトをインストールするタイプ
ポータブル版とはソフトをインストールせず、USBメモリなどに入れて使います。
今回は通常版を例に説明していきます。
ダウンロードサイトに行って、『Recuva – Installer』をダウンロードします。「rcsetup139」というファイルが出来るので、ダブルクリックしてインストールを開始します。
Download
インストール中、色々選択する項目が出てきますが基本的に「次へ」を押して行けば自動的にインストールされます。
インストールが完了するとソフトが立ち上がります。「次へ」を押しましょう。
今回はデジタルカメラで撮影したファイルの復元作業なので下の画面でピクチャを選択し次へを押します。
復元させるメモリーカードの場所を指定しましょう。下の画面のように、「特定の場所」を選択し、「参照」でパソコンにつなげたメモリーカードの場所を選択しましょう。
選択したら「次へ」をクリックします。
以上で、設定は完了しました。いよいよデータ復旧させます。開始をクリックしましょう。
下の画像がメモリーカードの復旧が完了したモノです。
見事消去した写真が復旧されています(赤四角で囲った写真)。
ところが、他の画像を見ると2枚ほど「プレビューはありません」と表示されています。これは、写真を消去した後も撮影を続けたため、写真データの一部が欠落したことが原因です。(写真を消去してから何も撮影しなければ100%復旧するのでご安心を)
↑のようにプレビューが表示されていれば復旧可能です。目的の写真を探し、復旧させたいデータをダブルクリックして選択します。
最後に画面右下の復元ボタンを押し、復元したデータの保存先を指定すればOK。
写真を保存する場所は、メモリーカードとは別の場所に保存します。同じメモリーカードに復元させると復旧 データに上書きされてしまいます。
ただ、上の画像のように、「プレビューはありません」と表示されているファイルのデータ復旧はこのRecuvaでは難しいようです。
しかし、まだあきらめる必要はありません。
もし、このフリーソフトで目的のデータが復旧でき無い場合、ファイナルデータの特別復元版を試してみてください。市販ソフトなので復旧確立はかなり違います。
※市販のデータ復旧ソフトでも修復ができない場合、ドライブの”ファイルシステム”部分の損傷ではなく、”デバイスコントローラー”部分の損傷が考えられます。
もしソフトで復旧ができない時は機器そのものが破損している可能性があるので、データ復旧業者に依頼することをおすすめします。
業者に依頼する時は、「データ復旧業者に依頼しよう」を参考にしてください。
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コンテンツのデータ復旧を実証する機材は基本的に個人で調達して記事を書いております。
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こうした業者は積極的にメディアに露出する(広告費をかけている)為、一見して信頼できる業者に見えますが、
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データ復元が出来ない時は? 「データ復旧成功の鍵」参照