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「アクセスが拒否されました」・「アクセス許可が拒否されています」と表示された時の復旧


パソコンのフォルダを開こうとすると、下記のようなエラーが発生し、アクセスできなくなる場合のデータアクセス方法を紹介します。

  • アクセスが拒否されました
  • このフォルダへのアクセスする許可が拒否されました

アクセス拒否

Windows2000以降のOSで、NTFS形式でフォーマットしているハードディスクは、すべてアクセス権の設定が必要です。
通常、私たちがフォルダやファイルを作成すると、自動的にアクセス権の設定がされるので意識しなくても特に問題になる事はありません。

しかし、古いパソコンで使っていたハードディスクを取り付けたり、他のユーザーとしてログインしたなどの場合、アクセス権の無いユーザーとして認識されてしまう事があります。

さらに、WindowsVista以降のOSでは、「Documents and Settings」に直接アクセスしようとする場合なども、同様にアクセス拒否されるようになっています。

データアクセス方法


アクセス権の許可が無いためにエラーになるので、アクセス権を与えればよいわけです。

まず、アクセスできないフォルダを右クリックして、「プロパティ」→「セキュリティ」タブを選択します。

Everyone又は、アクセス権を与えたいユーザー名を選択し、アクセス権を確認してみましょう。

この場合、「特殊なアクセス許可」の項目が拒否されている事が分かります。
アクセス権の許可方法

アクセス権を許可するためには、「詳細設定」をクリックします。↓
アクセス権の許可方法

このように拒否されているはずです。しかし、同じEveryoneでも許可されていて矛盾していますが、二つのユーザーが登録されている場合、「拒否」の方を優先するようになっているので注意が必要です。
「アクセス許可の変更(C)」をクリックして、アクセス権の変更をします。
アクセス権の許可方法

アクセス権を与えたい名前を選択し、編集をクリックします。
アクセス権の編集

拒否項目にチェックが入っているので、チェックを外します。
アクセス拒否項目の削除

以上で設定は終了。
「OK」ボタンや「適用」ボタンを押してウインドウを閉じましょう。アクセスが出来るようになっているはずです。

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