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Wi-Fiをステルスモードにして電波情報の漏えいを防ぐ


Wi-Fiの無線LANルーターはスマートフォンやノートパソコンで高速通信できるので大変便利です。
ところがWiFiの電波は数十メートルも離れた所にも届くので、他の人にアクセスポイントの名前が見えてしまいます。

スマホなどで電波をチェックすると、この様に複数の電波を受信しているはずです。
通常パスワードで保護しているはずですが、見知らぬ第三者にハッキングされ、悪用されてしまう恐れもあります。
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そこで、最初からルーターのステルスモードを有効にして、Wi-Fiの電波情報を隠してしまいましょう。

Wi-Fiルーターのステルスモードの設定方法

まず、ブラウザを起動し、URL入力ボックスにルーターのIPアドレスを入力します。
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大抵のルーターは「192.168.1.1」だと思います。
私のルーターは192.168.11.1でした。
※このIPアドレスは取り扱い説明書に書かれています。

もし説明書が無くなってしまった場合は、コマンドプロンプトから調べることができます。
ルーターに接続されているパソコンからコマンドプロンプトを起動してください。
Windowsスタートボタン→プログラムとファイルの検索ボックスに「コマンド」と入力するとコマンドプロンプトが検索されます。
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コマンドプロンプトを起動したら、「ipconfig」と入力し、Enterキーを押してください。
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IP情報が表示されるので「デフォルト ゲートウェイ」を探してください。
ここに書かれている192.168…という数字がルーターのIPアドレスになります。
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IPアドレスが正しければ、「ユーザー名」と「パスワード」の入力ボックスが表示されます。
ユーザー名とパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックしましょう。
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↓ログインできるとルーターの設定画面が表示されます。
メニューの中から「無線設定」を選択します。
この画面はルーターによって異なりますので詳しくはマニュアルを参照ください。
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↓無線設定から、基本(11n/g/b)を選択します。
画面の中に「ANY接続」という項目を探し、「許可する」のチェックを外しましょう
これでWi-Fi情報が表示されなくなります。
接続するにはWi-Fi情報を手入力する必要があります。
そこで、自分で分かりやすい名前に変更しておきましょう。
SSIDの値を入力という欄に任意の名称を入力します。
例として「sample」としてみました。
最後に「設定」ボタンをクリックします。
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設定画面の案内に従って操作をすすめてください。
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以上でルーター側の設定は完了です。

続いて受信側(スマホやノートPCなど)の設定に移ります。

ステルスモードの確認と設定方法

ステルスモードに移行したらWi-Fiのアクセスポイントから自分のルーターが表示されていないはずです。
ルーター設定前↓
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ステルスモード設定後↓
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ルーターに接続するには、「その他」をクリックし、Wi-Fi情報を入力する必要があります。
名前・・・ルーターで設定したSSID値 例)sample
セキュリティー・・・Wi-Fiのセキュリティータイプ(解らない場合はルーターの設定画面から確認できます。)
パスワード・・・Wi-Fiパスワード
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Wi-Fi情報を入力して接続するとステルスモードであっても問題なくインターネットにつながります。
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ステルスモードを使えばSSIDで設定したSSID値を知らないユーザーには電波が飛んでいるか認識できないというわけです。

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