パソコン上にたくさんのデータがある場合、フォルダ分けによって整理しても、どこにファイルを保存したのかわからなくなってしまう事があります。
そんな時、パソコンにはファイル名からデータを検索できる便利な機能があります。
Windows Xpの場合、「スタート」→「検索」をクリックすると検索用のウインドウが現れます。
「ファイルとフォルダすべて」を選び、ファイル名や、保存場所を指定して検索します。
Windows Vista/7の場合、「スタート」メニューを開くと、プログラムとファイルの検索と言う入力ボックスが出てきます。↓
この検索ボックスの中に、紛失したデータのファイル名を入力すると、すぐに該当するファイルが検索されます。
ところが、このスタートメニューで検索すると、表示できる項目に限りがあり、使い勝手が良いとは言えません。
そこで、キーボードの「Windows」キーと「F」キーを押して、検索フォルダーを表示させましょう。
この検索フォルダーは検索結果の一覧がすべて表示され、各フォルダ毎、作成日等細かな条件設定も可能です。
このようにパソコンの検索ツールを使えば、すぐに目的のデータを見つける事が出来るはずです。
ところが、肝心のファイル名を忘れてしまう事もあるでしょう。
そんな時は、検索にちょっとしたコツがいります。
検索に必要なファイル名が分からない場合、任意の文字を代用する「ワイルドカード」と呼ばれる機能を使います。
例えば、ファイル名が全く分からなくても、テキストデータと言う事が分かっていれば、ファイル名を「*(アスタリスク)」と言う記号で置き換え、「*.txt」と検索ボックスに入力すれば良いのです。(.txtとはテキストデータの拡張子)
すると、ファイル名に.txtが含まれるデータが検索されます。
ファイル名の一部分だけ分からない場合は、「*」より「?」を使うとより的確に検索できます。
「?」は、任意の一文字に対応する記号で、例えば「test?.txt」と検索すると、test1.txtや、testA.txtと言ったファイルが検索結果に表示されます。
このようにある程度名前で絞り込めたら、作成したおおよその日付けや、ファイルの大きさなどから目的のファイルを見つけ出せるはずです。
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