ごみ箱からデータを削除しただけでは、データ復旧ソフトを使えば比較的簡単に復元させることが可能です。
重要なデータや、人に見られては困るデータをこのような方法で消去してしてしまった場合、データ完全消去して、復元不可能にするとよいでしょう。
今回、ハードディスクの空領域にデータを書き込み、ごみ箱から削除したデータを復元不可能にする方法を紹介します。
まず、下のダウンロードリンクからデータ完全削除ソフトを入手します。ソフトはフリーソフトです。
スポンサーリンク
ダウンロード
「DKFSCLN100」というファイル名でダウンロードされると思います。ファイルを選択し、右クリックで解凍しましょう
解凍したフォルダに、「DKFSCLN_100_Setup」というファイルがあるので、ダブルクリックしてインストールします。
何も変更せず、「次へ」をクリックしていけばインストール完了します。
空領域を抹消するドライブを選択し、書き込み方法を選択します。
通常一回上書きすれば市販のデータ復旧ソフトでは復元不可能になります。心配な方は3回書き込みにしましょう。
データ抹消は比較的時間がかかるので、処理が終了した後、自動でWindowsを終了するオプションがついています。
必要に応じて選択しましょう。
以上で設定は終了。ウインドウ右下の「開始ボタン」で処理が開始されます。
セキュリティー保護の観点か、特にノートパソコンなどモバイル端末は紛失・盗難のリスクが高いので、定期的にデータを抹消したほうが良いでしょう。
寄付・開発支援について
コンテンツのデータ復旧を実証する機材は基本的に個人で調達して記事を書いております。
記事がお役に立ちましたら、ブログ運営をサポートしていただけると大変助かります。是非ともご協力いただけたら幸いでございます。
http://amzn.asia/bwi5rDi
P.S.
サポートしてくださった皆様、こちらからメッセージが送信できませんので、この場をお借りしてお礼いたします。
ご購入下さった製品はコンテンツ運営の為、大切に使わせていただきます。
ご支援、本当にありがとうございます。
関連記事
バックアップのススメ
パソコンやスマホのデータは意外と簡単に消えてしまうので、可能な限りバックアップを取ることが重要です。
バックアップさえとっていれば、衝撃や水濡れなどで重篤なシステム障害になってしまっても簡単にデータを取り戻すことができます。
私は、PCデータバックアップソフトを使い、データは2か所に保管するようにしています。さらに、定期的に手動でバックアップを取っていますから、データ障害が起きてもデータそのものが消えてしまうことはありません。
データ復元できない時は?
データが復元できなかった場合、闇雲に操作するとデータ復旧確率が下がってしまいます。
必ず成功するとは限りませんが、今できる最善の方法について紹介しますので、是非参考にしてください。
「データ復元が出来ない時は?」参照
悪徳データ復旧業者に注意
現在、一部のデータ復旧業者による利益を重視した営業活動が問題となっております。
こうした業者は積極的にメディアに露出する(広告費をかけている)為、一見して信頼できる業者に見えますが、
単純にぼったくり価格を提示するだけでなく、返品されたHDDに傷が付いていたというブログ記事も発見しました。
業界内でも嫌われており、この業者が復旧作業を行ったデバイスは復旧拒否する企業も少なくありません。
データ復元が出来ない時は? 「データ復旧成功の鍵」参照