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フリーメール(Gmail yahooメール・・・)をバックアップして保存する


GmailやYahooメールと言ったフリーメールは、IDとパスワードを覚えておけば、外出先のパソコンから送受信可能なので大変便利なサービスです。
専用のソフトは必要なく、インターネットが見られるブラウザさえあればどこからでも受信・閲覧が可能になります。

この様なフリーメールは、基本的にブラウザから閲覧する機会が多いと思います。
ブラウザでメールを閲覧した場合、基本的には「送信メール」も「受信メール」も「メールサーバー」上に保管されています。
私たちのパソコン側にはデータが補完されないため(キャッシュを除く)メール・サーバーがクラッシュ(サービス不具合でデータが消えてしまう事)したり、またはメールサービスを停止してしまうと、メールが使えなくなるだけでなく、今まで送受信したメールの履歴も消えてしまいます。

GmailやYahooメールがサービスを停止する事はまずないと思いますが、livedoorメールがサービス停止したり、gooメールは有料化した事は驚きでしたし、サーバーがクラッシュしてメールのデータが飛んでしまう可能性は十分考えられます。

そこで、こうした万一に備え、フリーメールのデータをバックアップしておく事をお勧めします。

[MailStore Home]でメールをバックアップ

今回、フリーメールをバックアップする専用ソフトを使ってバックアップする方法を紹介します。
本来市販のソフトなのですが、個人利用ならダウンロードは無料。
だれでも利用することができます。


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  • 対応OS:Windows Xp/Vista/7/8/10
  • ソフト配布先:mailstore.com
  • ライセンス:フリーソフト(非商用利用のみ)

このソフトはバックアップしたメール検索閲覧する機能や、複数のアカウントを一括でバックアップ管理する事も可能。
バックアップしたメールをメールソフトへエクスポートしたり、CD/DVD等の光学メディアに書き込む機能も備えています。
ぜひ利用してみる事をおすすめします。
フリーメールのバックアップソフトの紹介
まず、ソフトをダウンロードしてパソコンにインストールします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックすればインストールが始まります。。
Download

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↓セットアップウィンドウが表示されるので、ライセンス契約に目を通し「承諾」をクリックしましょう。
MailStore Homeのセットアップ

↓「MailStore Home」はインストール版とポータブル版があります。
今回はインストールを選択して説明しますが、各々の利用用途に応じてインストールタイプを選択してください。
インストールタイプを選択し、「インストール」ボタンをクリックしましょう。
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↓インストールが無事に終了すると、この様なウィンドウが表示されます。
終了をクリックしましょう。「MailStore Homeの起動」にチェックを入れるとそのままアプリケーションが起動します。
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MailStore Homeの使い方

↓ソフトを立ち上げると、この様なウィンドウが表示されます。
まずはバックアップするメールの設定を行います。
下の画面左側にある「Eメールのアーカイブ」を選択してください。
MailStore Homeのセットアップ

↓画面中央付近に「スタート」というボタンがあるのでクリックします
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↓Eメールアカウントのアーカイブが開きます。
フリーメールの「Eメールアドレス」と「パスワード」を入力しましょう
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↓新規プロファイルの作成に失敗した場合、下の画面のようなメッセージが表示されます。
前の画面で、「手動でサーバ設定する」にチェックを入れて手動設定しましょう。
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手動設定はフリーメール毎に設定値が異なるので各フリーメールのIMAP設定を参照してください。
ここではyahooメールを例に説明します。
手動でサーバ設定する」にチェックを入れ、サーバタイプを「IMAP」にして
サーバ名を「imap.mail.yahoo.co.jp」にします。
ユーザ名はメールアドレスの@より前の文字列を入力しましょう。
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↓入力ミスさえなければ新規プロファイルが作成されるはずです。
mail08

↓無事にプロファイルが完成したら、「実行」をクリックしてバックアップを実行しましょう。
フリーメールの同期

↓バックアップが無事終わったら、「マイアーカイブ」の△をクリックしてメールを確認しましょう。
mail10

↓バックアップしたメールを検索するには、「Eメールの検索」をクリックしましょう。
「検索」の欄に検索したい単語と検索する項目にチェックを入れて実行します。
検索ワードの他、バックアップしたアーカイブを絞って検索したり、日付なども指定する事ができます。
バックアップメールの検索

バックアップファイルの保存先は、「管理ツール」からフォルダの確認が出来ます。
mail12

 

以上がフリーメールのデータバックアップの方法になります。
MailStore Homeを利用すれば、フリーメールアドレスとパスワードさえ分かれば自動で設定をしてくれるので使い方はとても簡単です。
メールサーバーが万一クラッシュしても、データをバックアップしていれば被害を最小限にとどめる事が出来ます。
是非、定期的にメールのバックアップを実行してみましょう。

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One Response to フリーメール(Gmail yahooメール・・・)をバックアップして保存する

  1. SRPH on 2015年9月22日 at 20:35

    こんにちは。
    スクショ入りでとてもわかりやすかったです。
    手動設定の所でつまずいたのですが、とても親切に手順を書いてくださっていて
    その通りにやったらできました。助かりました。
    ありがとうございました!

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