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HDDは熱に弱い!?寿命を延ばす熱対策


HDDは磁気ディスクを毎分5000回転~10000回転と言うものすごいスピードで回転させる為、駆動モーターはかなりの高温になります。
パソコンで作業している時は常に駆動している状態で、温度は50℃~70℃になってしまいます。
一般的な環境で、HDDの寿命が5~6年と言われているのは、この温度によって経年劣化しているためです。
熱を発生源であるモーターは当然ですが、回転ディスクを支える駆動部分や電子部品なども熱に弱く、温度が上がれば上がるほど寿命も比例して縮んでしまいます。

そこでパソコンはファンなどでエアフローを設け、熱対策をしているのですが、ケースが小さい省スペース型のパソコンや、ディスプレイと一体型になっているパソコン、ノートパソコンなどはパソコン筺体内の熱が逃げにくい構造になっています。

ですから、熱対策の面から考えると、デスクトップ型のケース内部の空間が出来るだけ広いタイプの方が、熱がこもり難く冷却効果を期待できます。

具体的には、パソコンケースはミドルタワー(中程度の大きさのモノ)以上のパソコンで、ケースファンによるエアフローを考慮しているパソコンを購入しましょう。

ファンは、パソコンの前面部と後部に一つずつ設置されている方がエアフロー効率が良いでしょう。
パソコンスペックを見る時は、”ケースファン”と言う項目をチェックし、ファンの数が2個以上付いているモノが良いです。

ノートパソコンの場合、ケースの大きさやファンの数も限られてしまい、冷却効率が悪く、高温になりがちです。

この様なパソコンの場合、ノートパソコン用冷却台冷却シートなどを利用すると良いでしょう。

パソコン内部から冷やすのではなく、外部から冷却する装置です。
冷却シートは、始めのうちは冷却効果が高いのですが、時間とともに内部のジェルが温かくなり、十分な冷却効果が得られなくなってしまいます。

4時間以上パソコンを連続して使う場合、ジェルタイプのシートではなく、こちらのノートパソコン用冷却台の方が冷却が長持ちするのでおススメです。


ELECOM ノートパソコン用冷却台 冷え冷えクーラー SX-CL06SV

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