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HDD(ハードディスク)の物理障害とデータ修復方法


HDDの物理障害とは、パソコンに衝撃を加えてしまったり、水濡れ等によって、”物理的に”壊れてしまった状態の事を言います。

具体的には、モーターの焼き付きや、基盤の破損、ショート、ヘッドクラッシュの様な状態に陥り、ほとんどの場合深刻なデータエラーとなって個人的な修理は全くできません。

なぜか?
まず、基盤などの故障は、部品を取り換えれば元通りにデータアクセスできるようになります。
ところが、個人でこの様な基盤を購入する事はできませんし、同じメーカーの同じ型番のHDDをもう一台購入して付け変えようとしても、製造ロットや、OEM先の違いなどによって微妙に制御論理が異なると、データアクセスできない事があります。
(いずれにしても私自身、交換した事がないのでおススメはしません。)
しかも、基盤ははんだ付けされているので部品交換は簡単ではありません。(手こずるとハンダの熱で回路を壊してしまいます)
基盤イメージ

ヘッドクラッシュやモーターの焼き付きはもっと難しくなります。磁気ディスクとアクセスヘッドの隙間は10ナノメートルしか離れていないので、ゴミやホコリは絶対NG。隙間は、なんと煙草の煙の粒子よりも小さいのです。
一般家庭の家の部屋でHDDを分解するだけで、どれほど危険な行為なのか想像できるでしょう。
これらの分解・修理はクリーンルームと呼ばれる埃のない環境を作り、その中で作業しています。
物理障害にも対応している専門の復旧業者は、この様なクリーンルームを完備。専門のスタッフが一台一台手作業で修復作業に当たります。
ですから、データ復旧にはどうしても費用がかかり、物理障害の場合は10万円以上の作業代になってしまう事も珍しくありません。

この様に高額なデータ復旧料金になってしまう可能性もありますが、物理障害の場合、個人でデータ復旧する事は不可能なので、復旧の初期診断をしてもらうとよいでしょう。
初期診断だけなら無料の場合も多く、データ復旧できる場合は復旧可能リストを提示してもらえます。

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バックアップのススメ

パソコンやスマホのデータは意外と簡単に消えてしまうので、可能な限りバックアップを取ることが重要です。 バックアップさえとっていれば、衝撃や水濡れなどで重篤なシステム障害になってしまっても簡単にデータを取り戻すことができます。
私は、PCデータバックアップソフトを使い、データは2か所に保管するようにしています。さらに、定期的に手動でバックアップを取っていますから、データ障害が起きてもデータそのものが消えてしまうことはありません。


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必ず成功するとは限りませんが、今できる最善の方法について紹介しますので、是非参考にしてください。
データ復元が出来ない時は?」参照

悪徳データ復旧業者に注意

現在、一部のデータ復旧業者による利益を重視した営業活動が問題となっております。
こうした業者は積極的にメディアに露出する(広告費をかけている)為、一見して信頼できる業者に見えますが、
単純にぼったくり価格を提示するだけでなく、返品されたHDDに傷が付いていたというブログ記事も発見しました。
業界内でも嫌われており、この業者が復旧作業を行ったデバイスは復旧拒否する企業も少なくありません。
データ復元が出来ない時は? 「データ復旧成功の鍵」参照



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