※「データ復旧大図鑑」が参考になりましたら、ツイッター、facebook、ブログ等で紹介してください。

携帯(ケータイ)の水濡れからデータを復旧


水濡れ携帯のデータ復旧携帯電話を水の中に落としてしまったり、雨でぬれてしまった場合のデータ復旧方法です。

まず、水没させてしまった場合、電池をすぐに抜き取りましょう。
電子機器が水に弱い原因は、水によって回路がショートしてしまうからです。
ですから、電池を素早く抜き取り、出来るだけショートさせないようにします。運が良ければ故障せず、今まで通り使う事も出来ます。

電池を抜き取ったら、良く乾燥させます。タオルなどで良く水を拭き取って、最低でも3日はバッテリーを入れないで、乾燥させます。
風通しの用場所や、エアコンの前などに置くと良く乾きます。

3日たっても、液晶画面に水滴などが確認できる場合はもう少し待ちましょう。完全に乾ききったら電源を入れ、動作するかチェックします。
もし、電源が入らない場合、壊れてしまっているので、アドレス帳のデータは携帯会社の復旧サービスを利用するとよいでしょう。


各携帯会社のデータ復旧サービス

  • Docomo
    料金:データが復旧できた場合に5250円
    納期:2週間以内
  • SoftBank
    料金:データが復旧できた場合に5250円
    納期:約1週間
  • au
    復旧サービス無し

いずれにしても、100%データを復旧出来るとは限りません
携帯アドレスのお預かりサービスや、携帯のバックアップ機能を使い日ごろからデータのバックアップを自分で作っておくことが一番の近道です。
使わなくなった古い携帯電話に赤外線通信等でデータを転送しておけば、手軽にバックアップを作れるのでおススメ。

※注意点
水濡れ携帯を乾燥させる時は、ストーブやドライヤーなど、高温になるもので強制的に乾燥させてはいけません。
プラスチックや、内部の基盤が破壊される恐れがあります。

また、バッテリーを抜き取った後、アルコールを掛けると、水分の蒸発が速くなります。
良く乾燥させれば、ショートの恐れはありませんが、水分に含まれるミネラルや、ホコリ等により、完全に乾いた後でもショートしてしまう事があります。
心配な場合は各社のデータ復旧サービスを積極的に利用した方が良いでしょう。

寄付・開発支援について

コンテンツのデータ復旧を実証する機材は基本的に個人で調達して記事を書いております。
記事がお役に立ちましたら、ブログ運営をサポートしていただけると大変助かります。是非ともご協力いただけたら幸いでございます。
http://amzn.asia/bwi5rDi
P.S.
サポートしてくださった皆様、こちらからメッセージが送信できませんので、この場をお借りしてお礼いたします。
ご購入下さった製品はコンテンツ運営の為、大切に使わせていただきます。
ご支援、本当にありがとうございます。


関連記事


バックアップのススメ

パソコンやスマホのデータは意外と簡単に消えてしまうので、可能な限りバックアップを取ることが重要です。 バックアップさえとっていれば、衝撃や水濡れなどで重篤なシステム障害になってしまっても簡単にデータを取り戻すことができます。
私は、PCデータバックアップソフトを使い、データは2か所に保管するようにしています。さらに、定期的に手動でバックアップを取っていますから、データ障害が起きてもデータそのものが消えてしまうことはありません。


データ復元できない時は?

データが復元できなかった場合、闇雲に操作するとデータ復旧確率が下がってしまいます。
必ず成功するとは限りませんが、今できる最善の方法について紹介しますので、是非参考にしてください。
データ復元が出来ない時は?」参照

悪徳データ復旧業者に注意

現在、一部のデータ復旧業者による利益を重視した営業活動が問題となっております。
こうした業者は積極的にメディアに露出する(広告費をかけている)為、一見して信頼できる業者に見えますが、
単純にぼったくり価格を提示するだけでなく、返品されたHDDに傷が付いていたというブログ記事も発見しました。
業界内でも嫌われており、この業者が復旧作業を行ったデバイスは復旧拒否する企業も少なくありません。
データ復元が出来ない時は? 「データ復旧成功の鍵」参照



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です