高性能・最速マシン編【目的PC作製ガイド】
スポンサーリンク自作ユーザーが一度は夢見る最速マシン。予算の許す限り高性能なパーツで自作してみてはいかがでしょうか?
高性能のパソコンはメーカー製のパソコンでは高価になりがちです。比較的安価なBTOパソコンですら自作パソコン程安価に手に入れる事はできません。自作PC vs. メーカーPC参照
しかも、市販のパソコンは価格を少しでも安くするために、製品スペック欄に記載されていない”電源”や、”マザーボード”などを廉価品で構成する傾向にあります。
自作パソコンなら、パーツを一つ
最速CPU
PCの核となる部分このCPUの優劣が大きく性能に影響することは言うまでもないでしょう。
現在CPUはAMDとIntel製がありますが、それぞれ性能の高いモデルを挙げてみます。
AMD
Ryzen 7
Ryzen Threadripper
Intel
Core i7
Core i9
高性能なパソコンを作る上で欠かせないのが高性能CPUです。
Intelなら10コアのCore i9シリーズ、AMDなら16コアのRyzen Threadripper。
いずれも10万円以上の高価格CPUです
もう少し手ごろな価格で高性能パソコンを組みたい場合はCorei7やRyzen 7がおススメ。
古い記事になりますが、私もCore i7でパソコンを作製しましたが、従来のCore 2Duoと比べ処理速度が格段に向上している事が実感できました。自作したのが2011年ごろなのでCorei7も数世代前のものになり、スペック上の優位性はありませんが、いまだに現役です。
特にプログラミングの実行処理や、重たいアプリケーションを動かすとよくわかります。
価格も手ごろで、消費電力も少ない、まさに理想のCPUです。
メモリ
メモリはクロック周波数によって性能が決まりますが、マザーボードによって対応クロックが決まっています。やみくもに速度の速いメモリを使っても、マザーボードの対応クロックまで速度が低下するのでマザーボードのスペックもよく確認しましょう。
(実はよほど遅いメモリを使わない限り性能差を体感できないので、こだわらなくてよいかも。)
M.2規格のSSD
システム用のドライブはSSDに決まり。
しかもS-ATAではなく、M.2規格のSSDです。
S-ATA接続は通信速度が最大600MB/sと規格自体が遅く、ボトルネックになっています。
やむを得ずS-ATA接続を利用する場合はSSDを2台用意し、RAID0で運用すればパフォーマンスが改善します。ただし、RAID0の性質上、どちらか一方のドライブが故障するとデータは消えてしまいますから、Windowsのシステムイメージの作成などで、定期的にシステムデータのバックアップを作成しましょう。
一方、M.2規格は(PCIe 3.0×4バスを使った場合)最大4GB/sとS-ATAの7倍の通信速度までサポートしています。
M.2規格のSSDを利用するにはマザーボードにM.2スロットが装備されている必要があります。
マザーボード
先の説明の通り、M.2規格に対応しているか?使用するメモリの動作クロックはサポートしているか?を必ずチェックしましょう。
また、オーバークロックにも対応しているかチェックしましょう。