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大切なデータを守るバックアップ手順


まず、バックアップの基本は、
1.バックアップすべきデータとは?
2.パックアップするデータがどこにあるのか?
3・どこにバックアップすればよいのか?

この3つについて理解する事が一番重要です。

逆に、この3つが分かっていれば、以下の記事を見る必要はありませんし、すでに必要なデータをバックアップしているはずです。
バックアップイメージ

バックアップすべきデータとは?

バックアップするべき”必要なデータ”と、そうでないデータについて知る必要があります。

例えば趣味でデジカメ写真を楽しんでいる方なら、写真のデータが消えてしまっては困りますよね?
もし、インターネットをしているなら、お気に入りのサイトをブックマークに登録したりします。メールも同じようにアドレス帳に友人知人のデータを登録しているかもしれません。

この様に、消えてしまっては困るデータを一つ一つ書きだしていきましょう。
これらのデータは、消失した場合、二度と手に入りませんからバックアップは絶対に必要です。

ただし、エクセルや、メールソフトなど、アプリケーションソフト自体は消えてしまっても、またインストールすれば元に戻ります。
消えてしまっても復元できる物はバックアップの必要はありません。(フリーソフトなど、公開が中止される危険があるソフトに関しては、ダウンロードしたプログラムを保存しておくと良いでしょう。)

バックアップするデータはどこにあるのか?

バックアップするファイルをリストアップしたら、そのファイルがどこにあるのか分からなければ、バックアップする事はできません。

写真データや、作成したエクセルシートなどは、自分で保存しているので分からない方はいませんが、メールのアドレス帳や、インターネットのブックマークはどこに保存されているのか分かり難いと思います。

パソコンの設定を変えていなければメールやインターネット、その他個人データはマイドキュメントの中に、まとめて保存されています。Windows 2000/XP では、 C:\Documents and Settings\ フォルダ、 Windows Vista/7 では、 C:\Users\ フォルダがマイドキュメントの場所になります。
マイドキュメントの中にどのようなデータが保存されているかは、「Windowsのファイル構造」に詳細記事として紹介しています。

また、バックアップの復元方法は、「PC環境の移行テクニック(データ移行)」にまとめてあるので参考にしてください。

この様なファイル一つ一つバックアップするのも面倒なので、マイドキュメントごとバックアップしたほうがよいでしょう。
※ただし、本当にマイドキュメント内に必要なデータが入っているかチェックはしたほうが良いです。

また、個人でインストールしたメールソフトや、ブラウザ、その他ソフトはマイドキュメント内に設定ファイルが存在しない場合があり、これらのデータはインストールしたフォルダの中に入っています。

実はこれが非常に厄介で、各アプリケーション毎にデータの保存先がバラバラなのです。そこで、OS丸ごとバックアップしてしまった方がバックアップの漏れが無く、的確です。
この様な時は、丸ごとバックアップするソフトを使えばパソコンの設定情報まで保存できるので、万一OSが壊れて、起動しなくなっても元の状態に戻す事が出来ます。

どこにバックアップすればよいのか?

最後にバックアップする場所です。
バックアップデータをパソコン上に保存した場合、万一パソコンが壊れてしまった時に、バックアップでーたごと消えてしまいます。

必ず、別の記憶メディアに保存する事がバックアップの鉄則です。

私がおすすめするのが、外付けのハードディスクです。ハードディスクは衝撃に弱く、バックアップに不向きと思われがちですが、電源が入っていないハードディスクは比較的衝撃に強く、DVD-Rや、USBメモリより安全に保存する事が出来ます。
しかも、容量が大きい割に価格も安く経済的です。

おすすめの外付けハードディスク一覧

2TBの大容量タイプ 1TBの低価格タイプ ポータブルタイプ

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バックアップのススメ

パソコンやスマホのデータは意外と簡単に消えてしまうので、可能な限りバックアップを取ることが重要です。 バックアップさえとっていれば、衝撃や水濡れなどで重篤なシステム障害になってしまっても簡単にデータを取り戻すことができます。
私は、PCデータバックアップソフトを使い、データは2か所に保管するようにしています。さらに、定期的に手動でバックアップを取っていますから、データ障害が起きてもデータそのものが消えてしまうことはありません。


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データが復元できなかった場合、闇雲に操作するとデータ復旧確率が下がってしまいます。
必ず成功するとは限りませんが、今できる最善の方法について紹介しますので、是非参考にしてください。
データ復元が出来ない時は?」参照

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こうした業者は積極的にメディアに露出する(広告費をかけている)為、一見して信頼できる業者に見えますが、
単純にぼったくり価格を提示するだけでなく、返品されたHDDに傷が付いていたというブログ記事も発見しました。
業界内でも嫌われており、この業者が復旧作業を行ったデバイスは復旧拒否する企業も少なくありません。
データ復元が出来ない時は? 「データ復旧成功の鍵」参照



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