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安全なパスワードの作り方


安全なパスワードの作り方1.パスワードに使える文字を最大限に有効活用しましょう。
銀行カードの暗証番号は数字4ケタですが、オンラインバンク等のパスワードは数字以外に文字記号が使えます。
記号とは、「"」や「%」などで、記号が使えるパスワードは積極的に用いる事が、安全なパスワードを作る条件です。

2.出来るだけ多くの文字数を使う
パスワードの文字数が8ケタなら8ケタすべて使ってパスワードを作ります。
文字数が少ないと、それだけパスワードの解析がし易くなる事は想像できますね?

3.同じパスワードを使いまわさない
同じパスワードを使いまわすと、万一パスワードが流出してしまった場合、被害が大きくなってしまいます。
自分はしっかりパスワードを管理しているから大丈夫と思ってしまいがちですが、サービスを提供している企業がハッキングをうけ、個人情報が流出してしまうケースも少なくありません。

最近だと、「ソニー7700万件情報流出」が話題になりました。このケースでは、個人名や、メールアドレスと言った個人情報は勿論、クレジットカード番号も流出してしまう大きな問題になりました。
個人情報流出は必ずしも個人からではない事を良く肝に銘じておきましょう。

しかし、このような記号を使うとパスワードの安全性が増す半面、覚え難く、肝心な時に忘れてしまう可能性があります。
そこで、安全なパスワードを作りつつ、忘れにくい作り方を紹介します

忘れにくく、安全なパスワード

ふだん私が使っているパスワードの作り方を紹介します。

まず、4ケタのパスワードを3個~4個作ります
例えば、「1234」、「abcd」、「(^^)」、「1a2b」とします。
この4ケタのパスワードが基本になるので、絶対に忘れない文字にしましょう。

とはいっても、誕生日などは当然NGですよ。

そして、実際にパスワードを作る際には、この4ケタの暗証番号を組み合わせて本パスワードを作ります
8ケタのパスワードを作る時は、
1234abcd
abcd1234
(^^)abcd
といった風に組み合わせを変えるだけで何通りものパスワードを作る事が出来ます。

しかも、万一パスワードを忘れてしまった場合でも4ケタのパスワードの組み合わせなので、組み合わせを変えてログインすれば簡単に見つける事が出来ます。

6ケタとか中途半端な時は、あらかじめ「jで埋める」という風にルールを決めておきます。
例「abcdjj」「1234jj」となります。

また、ネットでパスワードの作り方を見ると、「pass8hi32→パスは秘密」といった具合に語呂合わせで決める方法で、英数字入りまじりのパスワードを作ったり、

「0(ゼロ)」→「o(オー)」

と読みパスワードに組み込む方法などが紹介されています。

これに似た方法で、キーボードの文字列を利用するやり方もあります。
数字や、文字はある程度語呂合わせなどで覚えられますが、記号は顔文字などを利用する他に、キー配列を利用すると忘れにくくなります。

例えば、SHIFTを押しながら、キーボードの1~9を押すと、「!"#$%&'()」と入力され、立派なパスワードになります。

ただし、これだと推測可能なので、ルールを独自に決めたり、他のパスワードと絡ませるとよりセキュリティーの高いパスワードが作れます。

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