パソコンのハードディスクは毎分5千回転から1万回転もの高速でディスクが回転しています。
回転しているディスクとは下の写真の丸い鏡の様な円盤部分です。
パソコンの電源を付けると常にこのディスクがフル回転し、データにアクセスしています。
その為、パソコンの中で一番デリケートで、一番故障確率の高い部品と言えます。
ハードディスクの寿命はユーザーの使用頻度によって大きく変わってきますが、おおよそ5年~6年で交換時期と言われています。
ハードディスクの寿命はあくまで目安なので、6年使用したからと言って故障するとは限りません。ですが、買っていくうちにハードディスクの”駆動部分”に経年劣化していくので故障確率が高くなっていきます。
しかも、この様な精密機器は熱に弱いと言う決定的な弱点があります。駆動中のハードディスクを触った事のある人なら分かると思いますが、非常に熱を持つ部品で、夏場などは手で触っていられないほどの高温になってしまいます。
省スペースパソコンなどスペースに余裕が無いパソコンは排熱が不十分で熱がこもってしまうので、寿命はさらに短くなると考えた方が普通です。
以上の事から、ハードディスクは”消耗品”。CPUやその他のパーツは故障した時に取り替えるだけで元に戻りますが、ハードディスクの場合、データは元に戻りません。
私は万一の事を考え、バックアップを取ると同時に、3年以内にハードディスクを交換しています。少し大袈裟かもしれませんが、失ったデータは元に戻らない事を考えると安い物だと考えています。
ですから、このサイトをご覧の方は是非以上の事を心得、故障する前にバックアップを取る事、そしてハードディスクには6年位で寿命になる事を考え、早期の交換をお勧めします。
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