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HDDのデータ吸出しによる復旧方法


ハードディスクパソコンや、ipod、携帯電話等の精密機器を、落下や水ぬれによって壊してしまった事によって内部データ無事なのに、データへアクセスできなくなってしまうケースがあります。

その場合、機器そのものが反応しなくなってしまうので、データを諦めてしまう方がいます。
しかし、内部のデータは、吸い出す事が出来るので、データそのものを諦める必要はありません。

パソコン製品の場合、スキルさえあれば、本体からハードディスクだけを取り出し、別パソコンに繋ぐ事で、データを吸い出す事は出来ます。
ただし、パソコンを分解するため、当然リスクがありますし、ハードディスクそのものが破壊されている場合、この方法ではうまくいきません。

また、ipodや携帯電話などのように、データを格納するメモリと本体が一体になっている場合、部品を取り換えて修理する訳にも行きません。
そこで、データの吸い出しが必要になってくるのです。

メーカーサポートを利用する場合

パソコンや携帯電話のような精密機器の場合、メーカーに修理を出すと、新品と交換で対応されてしまう事もあります。

故障した機器に入っているデータを吸い出してもらいたい場合、データ復旧サポートがあるか、取り扱い説明書や、メーカーのホームページで確認するとよいでしょう。
携帯電話の場合、内部メモリの復旧サービスが整っているので、お近くの携帯ショップにデータ復旧の旨依頼します。

パソコンや、ipodのような機器の場合、内部のデータをサポートしている場合は稀で、メーカーでは復旧してもらえない事がほとんどです。

その場合、専門のデータ復旧サービスに依頼せざるを得ません。データを復旧させてくれるデータセンターに復旧を依頼し、データを吸い出してもらい、別の記憶メディアに移し替えてもらうのが唯一の方法となります。

ただし、機器の故障と言った”物理障害”の場合は、どうしても復旧料金が高額になってしまいがちです。
復旧作業自体は、機器がどのように故障したかによって大きく変わってくるので、データ復旧業者などに見積もり依頼をして、納得のいく業者に復旧をお願いしましょう。
なお、見積もりや、初期診断は無料で行っている業者も少なくありません。余計な出費を抑えるためにも無料の業者を選びましょう。

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