Windowsのマイドキュメントは文書や写真データなどのファイルを保存するためのフォルダー。
WindowsVista以降のOSでは「ドキュメント」という名前に変わっています。
スタートメニューからマイドキュメントフォルダを開くことができるので使い勝手がよく、利用している方も少なくないでしょう。
このマイドキュメントは、Windowsの標準設定のままだとシステムと同じCドライブにデータを保存するように設定されています。
システムディスクは、ご存知のとおり、パソコンを動かす大切なプログラムが保存・実行されています。
その為HDDの負荷が大きく、クラッシュしやすいものと考えてください。
また、プログラムエラーや、ウイルスによるデータ破壊によって初期化せざるを得ないことが考えられます。
このように、システムディスクにデータを保存する「マイドキュメント」はデータの耐障害性を考えると、あまり好ましい保存先ではないということです。
私の場合、システムディスクはいつ故障しても大丈夫なように、写真や、Officeデータなどは別のドライブに保存し、さらに定期的にバックアップしています。
マイドキュメントに使い慣れている方は、いきなり使い方を変えるとデータを誤消去してしまうことも考えられます。
そこで、今回はマイドキュメントの設定を変更し、システムドライブ（Cドライブ）以外の場所にデータを保存する方法を紹介します。
是非、マイドキュメントを使っている方は、この方法を試し、Windowsが故障してしまったときもデータを消失しないようにしましょう。
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マイドキュメントの保存先を変更する方法
- 「スタート」→「マイドキュメント」を右クリック→「プロパティ」をクリック
- 「マイドキュメントのプロパティ」が表示されるのでWindowsXPの場合は「ターゲット」タブ、WindowsVista/7は「場所」タブをクリックします。
「移動」ボタンをクリックし、保存先をシステムドライブ以外の場所に設定しましょう。
保存先を選んだら、「適用」をクリックし、設定を反映させます。
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