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デフラグでHDDを最適化し、動作を速くしよう


パソコンを日ごろから使っている方ならデフラグと言う単語くらいは聞いたことあるのではないでしょうか?
しかし、実際面倒で一度も実行した事がない人も少なくないはず。

今回、この様なデフラグを実行した事が無い方を対象としてデフラグの基礎知識、実行方法を紹介します。
デフラグは、HDDの最適化し、パソコンの動作が速くなるので是非実行してみましょう。

デフラグの基礎知識

デフラグとは?
一言で言うと、パソコンの断片化されたデータを解消する事です。
パソコン(Windows)には、断片化したファイルを解消する為、デフラグツールが標準搭載されています。

そもそも断片化とは?
パソコンデータをHDDに保存するとき、通常下記の様に連続したデータとして保存されます。
「AABBCC」
しかし、パソコンを使っていると”BB”と言うファイルを消去し、”ZZZZ”と言うファイルを書き込む事が出てきます。
まず、”BB”を消去
「AA_ _CC」
次にZZZZを書き込み
「AAZZCCZZ」

この様に、”ZZZZ”というデータがバラバラに入ってしまいました。
これが断片化と言う問題です。

もし、”ZZZZ”のデータを取りだそうとすると、”CC”をまたいでデータアクセスする必要が出るので、その分動作が遅くなるわけです。
実際は、もっと複雑に断片化されています。HDD(ハードディスク)の中で、バラバラになったデータを見つけ出しながらアクセスするのでとても時間がかかるわけです。

最近、データのアクセスに時間がかかったり、パソコンの起動が遅くなったと感じたら、ファイルの断片化が原因である可能性が高いでしょう。

デフラグの実行方法

デフラグは、デフラグソフトを使って実行します。
まず、マイコンピュータから、デフラグしたいドライブを”右クリック”しプロパティをクリックします。

プロパティを選択すると、ローカルディスクのプロパティが表示されます。
タブの「ツール」を選択すると「最適化」と言う項目があります。
「最適化する」をクリックすると、デフラグツールが起動します。

デフラグツールを起動させたら画面右下の「ディスクの最適化」をクリックするだけでデフラグは開始します。
一応デフラグの必要があるかチェックするため、「ディスクの分析」を実行してからが良いでしょう。
必要以上にデフラグしても、速度向上は期待できません。また、SSDでのデフラグは書き込みによる性能劣化が激しいのでおススメはしません。
SSDをデフラグすると寿命を縮める参照

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