HDDの基礎知識

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ハードディスクの基礎知識HDDとは、(Hard Disk Drive)の略語で、外部記憶装置といいます。

パソコンで扱うデジタルデータを大量に保存できるため、Wordや音楽データなどの保存に最適です。
また、OS(Windows)もハードディスクにインストールして使用するため、パソコンになくてはならないデバイスです。

ハードディスクの選び方

ハードディスクを選ぶポイントは、容量とアクセス速度を基準にします。

容量は普段利用しているファイルサイズを元に決めます。
例えば、音楽データを保管するためには一曲あたり約5MB必要です。
1000曲保管するためには約5GBの空き容量を消費します。

テレビ録画などで動画を取り扱うときはもっと大容量の空き容量が必要です。
2時間番組をDVD画質で録画すると丁度4GB程度のファイルサイズになります。
100本の録画データを保管するためには、約400GB必要です。
このように、パソコンの使い方は人それぞれなので、自分の扱うデータサイズと、そのデータが今度どれくらい増えるか検討して決める必要があります。

ちなみに、OSや、ウイルスソフトを入れるだけで数十GB必要で、そのほかofficeやゲームをインストールするとさらに使用量は増えます。
最低でも300GB以上の容量を持ったハードディスクを選びましょう。

理想的なHDD構成

Windowsをインストールするシステム領域に、個人の作業データや、バックアップデータなどを保存している方は少なくないと思います。
このような使い方は、Windowsのトラブルによってハードディスクに障害が発生すると、個人データまで消失してしまう可能性があるので好ましくありません。

システム用のハードディスクと、データ用のハードディスクの2つに分けておけば、システムがクラッシュしても個人データは無傷ですみますし、システムを再インストールするリカバリー操作も楽になります。

理想として、
システム用HDD:500GB
データ用HDD:500GB~
この様なハードディスク公正にするとよいでしょう。

アクセス速度

ハードディスクは、円盤状のディスクを高速回転させてデータにアクセスしています。
円盤の回転速度は、5400rpm(回転/分)、7200rpm、10000rpmがあります。
アクセス速度は、回転速度の速いHDDほど転送速度が速くなるため高性能なHDDとなります。
現在一般的なデスクトップ向けのHDDは5400rpm~7200rpmです。10000rpmのものはサーバー向けとなっています。
7200rpmの方が、5400rpmよりアクセス速度は速いのですが、熱を持ちやすい欠点があります。
省スペース型パソコンの場合、熱が逃げにくいのであえて5400rpmのハードディスクを選ぶこともあります。Sponsored Link

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