2017/09/11 2017/09/27

超小型ベアボーンキットを作る

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ベアボーンキットはHDDやメモリなど、PCを構成する一部の部品を取り付けるだけで完成する組み立てキットです。
一般的にキットにCPUやマザーボードが含まれているので、完全な自作PCほどパーツの自由度は高くありません。一方で、電源スイッチやアクセスランプ等の配線がほとんど無いため、自作PCの初心者の方にも優しいキットになります。
ただし、精密部品を扱う事には変わりは無く、静電気によるパーツ破損には気を付けなければいけません。

今回は、intel のCore i3-3217U搭載「BOXDC3217IYE」の製作を通してベアボーンキットの作り方を紹介します。

ベアキットの組立て道具を紹介

+No.2 ドライバー

ボールグリップドライバー  プラス2×150
ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー No.220 プラス2×150パソコンの組立てはドライバー一本あれば意外となんとかなります。
ドライバーのサイズは”+No.2番”が最適。これさえあればマザーボードの固定からケースネジまで、パソコンのほぼ全てのネジに対応できます。
特にボールグリップタイプのドライバーは非常に使いやすく、また軸が長い(150mm)為、パソコンケースのように手が入りにくい奥まった箇所のネジ止めもスムーズに作業することができます。


+No.0 ドライバー

精密ドライバーセット
アネックス(ANEX) 精密ドライバーセット マイナス・プラス 6本組 No.900最近のパソコンはM2 SSDの接続で”+No.0番”のドライバーも必要になってきました
パソコンケースによっては、S-ATA規格のSSDを固定するネジにも必要になることがあるので”+No.0番”のドライバーが入っている精密ドライバーセットも一つ用意すると作業がはかどります。


ラジオペンチ

エンジニア ミニチュアラジオペンチ PS-01
エンジニア ミニチュアラジオペンチ PS-01ラジオペンチはパソコンケースの3.5インチベイを取り外したり、I/Oパネルの不要部分の取り外しに使用します。
マザーボード固定用のスペーサーが緩んでしまったときにも大活躍。
奥歯の付いているラジオペンチは、結束バンドの切断にも使えるのでニッパーの代わりとして利用することができます。
2,000円前後と少し高いのですが、買うなら安物より質の高いペンチが絶対良いです。使い勝手が全然違います


あると便利な道具

帯電防止手袋

静電防止手袋 Mサイズ 
カスタム (CUSTOM) 静電防止手袋 Mサイズ AS-302-Mメモリなどの静電気に弱い部品を扱うため、静電気対策のために使用します。
さらに、パソコンケースや、クーラーなどには鋭利な箇所があり、怪我する恐れがあります。
素手で組んだところ、2か所も手を切ってしまいました。


カッターナイフ

オルファ 大型カッター
オルファ(OLFA) ノンスリップAL型 オートロック式大型カッター 150BGカッターは必要と言うほどではありませんが、ビニールを開封する時に便利です。
というか、家にありますよね・・・


ニッパー

ラバーグリップニッパー
アネックス(ANEX) ステンレス製ラバーグリップニッパー No.285なくてもパソコンを組み立てる事ができますが、私は毎回利用しています。
どこで使うかと言うと、パソコンの配線を束ねる結束バンドを切る為。ラジオペンチの奥歯でも代用できます。
もう一つの使い方として、不要な配線を切りとるときに使います。


自作パソコンの構成を確認

ベアボーンキット: BOXDC3217IYE
メモリ:Transcend JetRam ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB
SSD : Crucial 128GB mSATA接続SSD SATA6Gbps CT128M4SSD3
光学ドライブ: 外付けUSBドライブ(使いまわし)
OS: Windows 7 Home Premium 64bit DSP版 DVD-ROM

今回購入したベアボーンキット「BOXDC3217IYE」 はCPUがマザーボードに組み込まれているので、別途用意する必要はありません。ベアボーンキットの他に、メモリとSSDだけ購入すればで組み立てられます。
CPUのタイプはCore i3 3217U 搭載 1.8GHz駆動で最大TDPが17Wだそうです。

CPU、マザーボード、電源、ケースがパッケージ化されているため、メモリとSSDを挿入するだけ。
写真右がメモリ。その隣がSSDになります。

メモリはノートパソコン用のDDR3 SDRAMと、同じくノートパソコン用の規格であるmSATA接続のカード型SSDを選択する必要があります。

ベアボーンのパッケージを開封するとインテルのあの音楽が流れます。

箱にはセンサーが仕掛けてあります。
音が鳴るなんて知らなかったものですから、こうしたサプライズはうれしいですね♪

パッケージの中身はベアボーン本体とACアダプター、マニュアルと液晶ディスプレイの背面に取り付ける器具が付属しています。

本体がとにかく小さい!
本体寸法が11.7×11.7cmですからCD(直径12cm)より小さい!

前面にはフロントUSBポートが1基

裏側のインターフェイスはこのようになっています。
USB×2基
HDMI×2基
LAN
排熱用の排気口もあります。

底側はこんな感じ。
中央のスリットは冷却用の吸気口になっています。

組み立てマニュアルは説明はイラストがわかりやすくて親切です。
非常に作りやすいキットです。

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コメント

  • Windows XPはセキュリティの危険があるのでは?数年前サポートが切れたと記憶しています。インストールできなくてよかった。

    2018年3月10日 10:10 PM | TS

  • そうですよ
    これ5年前の記事です

    サイト移転したので日時は最近ですがね

    2018年3月10日 11:04 PM | hiro

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