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データの物理障害とは?


物理障害とは、ハードディスクを落としてしまったり、水をかけてしまうなどして、機器本体を故障させてしまい、これによってデータアクセスが出来なくなった状態を言います。

物理障害が起きた機器の症状など。
・ハードディスクが普段と違う音がする。
・データのアクセスが以上に遅い。
・落下させてしまったり、水に水没させた。
・焦げたようなにおいがする。

このような症状が出たら物理障害の可能性が濃厚です。
素人の私たちが復旧作業するレベルではないので、専門のデータ復旧業者に依頼する事になります。
データ復旧は単純な基盤の取り換えから、クリーンルーム内でハードディスクを分解修理する高度な修復まで症状に合わせて様々です。
特に、ハードディスクの分解修理は専門の業者ですら出来ない事もあります。
手作業での修理になるので、一般的に物理障害のデータ復旧は論理障害の復旧より高くつきます。

ですが、個人ではどうする事も出来ないので、本当に大切なデータが入っている場合はとりあえず業者に連絡して見積もりを取ってもらいましょう。

万が一機器が物理障害を起こしていると感じた時は、すぐに機器の使用を中止する事が唯一私たちに出来る処置です。
また、こうなる前にバックアップを日ごろから取っておくことが大切です。

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