マザーボードの選び方とアドバイス

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マザーボードの選び方

マザーボード選びの基礎

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チップセット ・・・チップセットによって搭載できるCPUがほぼ決まります。CPUメーカーやマザーボードメーカーのHPを参考にして対応チップセットを決めます。
Intel Core 2 DuoならIntel 965チップセット、AMD Athlon 64 FX/X2ならNVIDIA GeForce 6150が売れ筋です。

主なマザーボードメーカー
ASUSTeK Aopen GIGABYTE MSI Intel


オンボード機能・・・RAID、External Serial ATA、オンボードビデオ搭載など、必要な機能があるかをチェック。オーバークロックをしようと考えている人はBIOSなどにオーバークロック機能が搭載されていることも確認しましょう。


価格・・・同じチップセットを搭載したマザーボードでも、オンボード機能やBIOSの設定項目の違いなどにより値段が変わってきます。チップセットを最新にし、余計な機能がないモデルを選ぶことで予算を削減することが出来ます。

マザーボード選びの応用


Core 2 Duo対応・・・現在の売れ筋はCore 2 Duoに対応した製品が売れています。代表的なモノがASUSのP5Bシリーズです。



RAID・・・HDDを複数台つなぐことでデータの信頼性を高める技術のことです。RAIDは、RAID 0からRAID 6まで7種類あり、実際に利用されるのはRAID0、RAID 1、RAID 4、RAID 5、RAID 6で、安価なインターフェースボードではRAID 0とRAID 1しか利用できません。

RAID 0
信頼性を上げるものではなく、HDDを2台以上使用し、デュアルチャンネルメモリのようにデータ移動を高速にする技術です。
本来のRAIDの定義には含まれないため0とされています。
長所:データのアクセス速度が向上する。
短所:データが2台以上のHDDに分散されて保存されるため、信頼性が1/2、1/3になる。

RAIDの詳細説明はこちらから




総括


自作初心者にとって一番やっかいなのがマザーボードを選ぶことではないかと思います。
メーカー製のパソコンはCPUを選ぶことは出来ても、マザーボードまでは選べないので、自作をこれから始める人は判断基準が分からないと思います。そんな方のために、基本的なマザーボード選択の手順を紹介します。

マザーボードの選び方は下のような手順を追って決めていきます。
1.CPUを決める(ここで、ソケットの種類が決まる例:LGA 775)

2.チップセットを決める。
(CPUメーカーや、マザーボードメーカーのHPで対応しているチップセットを調べる事が出来る)

3.フォームファクタを決める。
(PCケースによって搭載できるフォームファクタが決まる。事前にPCケースを選んでおく。例:MicroATX)

4.オンボード機能に必要なものを決める。
(オンボードビデオ、RAID、Serial ATA/Ultra ATA、PCI Express、オーバークロックが可能かなど)

5.価格.comなどで上で決めた条件でマザーボードを検索する。

6.予算に応じ、シンプルモデルにするか、機能の充実したモデルにするか決める。


それでもちゃんと動くか不安という方は実際に店頭で購入することをおススメします。
店員さんに聞けばよいアドバイスをもらうことが出来るでしょう。





<参考ページ>


その他、以下のページでも各種最新パーツをチェックできます。




CPUの選び方
冷却装置の選び方
マザーボードの選び方
HDDの選び方
光学ドライブの選び方
メモリの選び方
ビデオカードの選び方
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ディスプレイの選び方


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