パソコンの電源の違いと選び方

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電源の基礎知識

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パソコンで使用している電源は、家庭用交流100Vコンセントから電力を供給し、パソコンの規定直流電流に変換する役割を持っています。
さらに、家庭用コンセントの100V電圧を、パソコンで使える12V、5V、3.3Vに正確に変換する必要があります。

電源交流電流から直流電流に変換

パソコンに供給する直流電流が不安定だと、システムが突然シャットダウンしたり、ブルースクリーンやブラックスクリーンになったりします。もっと最悪なケースでは、マザーボードやCPUに過電流を流し、パソコン自体を破壊してしまう事だってあるのです。

パソコン電源は乾電池の様な一定電圧の直流電圧を作れるわけではなく、厳密に言うと若干波打つような波形となっています。
通常の起動では誤差範囲の電圧変動ですが、CPUのブーストや、エアコンなどの外部ノイズにより、一時的に大きな電圧変動が起きると、電源が吸収しきれずにPC本体に送電してしまいます。
これがPCトラブルのもとになってしまう訳です。

良い電源と悪い電源の比較

質の良い電源ほど、このようなノイズに強く、しかも部品一つ一つの耐久性もあるので壊れにくく、長持ちします。

また、壊れ方にもよりますが、電源が故障する時に過電流が流れ、本体ごと壊す事もあります。
電源を選ぶときは、出力や、低価格を重視して選ぶ方がいますが、電源の”善し悪し”は、いかに安定した直流電流を流せるかにつきます。
以上の事を踏まえ、電源の規格や使用するPCの電圧、電流を大まかに見積もり電源を選ぶことをおススメします。


電源を選ぶ際の重要な用語を説明します

電源規格

コンピュータ用の電源にはATX,ATX12V,EPS12V,SFXのように色々あります。
ATX:Pentium 4までに主に使われていた規格。
ATX 12V:ATXに4pin(12V)補助コネクタを追加した規格 。
ATX 12V Ver2.x:Core2以降に登場し現在のスタンダード規格。主出力コネクタが20pinから24pinに変更され、PCI-Express専用コネクタを備えた規格
↑これを選んでおけば間違いない
EPS 12V:サーバーやワークステーション用の規格。
SFX :MicroATX用の規格で、省スペースケースに収まるようにATX電源より小型化した規格。サイズの異なる4種類存在。

ちなみにATX規格のサイズは、

80PLUS認証電源

80PLUS認証電源80PLUSとは、80PLUSプログラム(http://www.80plus.org) が提唱する省電力化規格の事で、電源の変換効率の良い製品をアピールする目的で表記されています。
電源は前述の通り、交流から直流に変換する際、電力的”ロス”(主に熱として)がどうしても発生してしまうので、このような変換効率を表記することは、意味があります。

また、80PLUSには、変換効率のランクに応じて、STANDARD、BRONZE、SILVER、GOLDに分けられます。

  80PLUS
SSTANDARD
スタンダード
80PLUS
BRONZE
ブロンズ
80PLUS
SILVER
シルバー
80PLUS
GOLD
ゴールド
負荷20% 変換効率 80% 変換効率 82% 変換効率 85% 変換効率 87%
負荷20% 変換効率 80% 変換効率 82% 変換効率 88% 変換効率 90%
負荷20% 変換効率 80% 変換効率 82% 変換効率 85% 変換効率 87%



高効率電源のメリットは以下の点が挙げられます

単に省エネと言うだけではなく、製品全体のスペックにもかかわってくるので、80PLUSの認証を得た製品かチェックしてから購入しましょう。

24pin/20pin マザーボード用メインコネクタ

24pin/20pin マザーボード用メインコネクタこのコネクタには24pinと20pinのものがあり、今までは20pinのものがメインでしたが最近では消費電力が大きくなっているということで24pinのものが多くなっています。
たいていの場合、24pinの電源は20pinに変換するケーブルが付属しています。。



4pin/8pin 12V補助電源コネクタ

4pin/8pin 12V補助電源コネクタマザーボードに接続する12Vの補助電源コネクタです。




6pin PCI-Express補助電源コネクタ

6pin PCI-Express補助電源コネクタ消費電力が大きいハイエンドPCI-Eビデオカードに接続します。
ビデオカードの動作を安定させます。



4pin ドライブ用コネクタ

4pin ドライブ用コネクタHDDや光学ドライブやFDDなどに接続するコネクタで、大きいものと小さいものの2種類があります。
FDDは小さいタイプのコネクタを使用しますが、それ以外のドライブはほとんど大きいコネクタを使用します。
ドライブを多く搭載したい場合はドライブ用コネクタが多いものを選びましょう。



Serial ATAドライブ用コネクタ

Serial ATAドライブ用コネクタS-ATAのHDDに接続する電源コネクタです。




出力

電源出力

パソコン用電源は、出力はバラバラで、200W程度から1500Wまで幅の広くいったい何Wのモデルを選んだらよいかわからない方も多いと思います。
出力が足りないと、動作が不安定になったり、シャットダウンしてしまい、かといって極端に高出力の電源は値段も高く割に合いません。

パソコン構成によって、何Wの出力が必要なのか、一つ一つPCパーツの最大消費電力を調べ、計算で求める事も出来ますが、それも面倒!

私は結構いい加減なので勘でW数を決めていますが、自作パソコン初心者にとっては難しいと思います。

そこで、BTOパソコン のパソコン構成を元に電源の出力を決めてみてはいかがでしょうか?
BTOパソコンなら、色々な構成でカスタマイズ出来るので、自作パソコンに近い構成のBTOを探す事は難しくはありません。
しかも、動作を保証しているBTOのまねをすることで、出力不足で動かないと言うトラブルを回避できます。



電源選びに参考になる代表的なBTO
いずれもカスタマイズの幅も広く、電源出力の記載があるので参考になります。
Prime Galleria
G-GEAR
G-Tune icon


ちなみに・・・私自身、電源の出力に関してはかなりアバウトで、500Wの電源を基準にして選んでいます。

例えば、グラフィックボードがオンボード若しくはローエンドなら500Wまでの電源から選び、ミドルレンジのグラフィックボードを取り付けるのであれば、600Wにします。
ハイエンドグラフィックボードを搭載する時は800〜900Wは必要と考え電源を選択します。もっとも、ハイエンドグラフィックボードには、指定W数が記載されている事もあります。



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