System Idle ProcessでCPUの使用率が100%に !?
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System Idle Processとは?
WindowsXp等の環境で、タスクマネージャの「プロセス」タブを見ると、「System Idle Process」というイメージ名のプログラムがCPUをほぼ100%近く使っていて、いつまでも処理が終わりません。
はじめて見るとびっくりしますが、これはWindowsの正常な状態なのです。
WindowsXPの環境では、アプリケーションなどがほとんど動作していない場合、CPUの使用率は0%になるはずです。
現に、タスクマネージャの「パフォーマンス」タブで確認してみると、CPUの利用率は0%に近い値になっていると思います。
では、「System Idle Process」とは何なのか?
実は、アプリケーションが動いていない状態で、CPUの使用率が仮に0%だったとしても、CPUは決まった周波数で常に動作しているので停止する事はありません。
CPUを停止する訳にはいかないので、「System Idle Process」という”何もしない”プロセスを実行し、見掛け上CPUに常に仕事を与えている状態です。
つまり、他のアプリケーションがCPUの演算を必要としない時、「System Idle Process」のCPU使用率が100%になるという訳です。
これは、WindowsXPのシステム上正常な状態なので全く問題無いという事です。
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