オリジナルのパソコンケースはどれも個性的

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自作ケースの魅力

自作ケースとは?
自作パソコンは自分の好きなパーツを組み合わせてオリジナルのパソコンを作る事が出来ます。
ですが、パソコンケースはどれも似ている為、個性がありません。

そこで、「パソコンのケースを自分で作ってしまおう」と言う訳です。
今回、アクリルで自作ケースを作ってみたくなったので、作りながら作り方の紹介や、加工のアドバイスなどを解説します。

ところで、世の中にはいろいろなPCケースを自作している方がいます。ググれば沢山出てきますが印象に残ったケースをいくつか紹介します。

木で作ったもの
ぱっと見、パソコンには見えません。木のぬくもりを生かした綺麗なケースです。
木のケース
http://site-ichijo.net/blog/archives/date/2010/0115-200534.php


金属とアクリルで作ったもの
個人的には一番好きなケースデザインです。
アルミケース
http://www.darkroastedblend.com/2007/06/cool-computer-case-mods.html


アクリル製
こちらは芸術品の様なケース。近未来感のあるデザインです。
アクリルケース
http://enthusiast.hardocp.com/news/2009/06/25/custom_case_day

いずれもかなりの完成度です。
初めてでこれほど素晴らしいケースを作る事は出来ませんが、楽しみながらパソコンケースを作ってみましょう。

自作ケースの材料


最もポピュラーな工作の材料ですね。
木を使う最大の利点は、材料の入手がしやすい事、簡単に加工できる事、接着剤や釘、ボルトなど固定方法の自由度が高い事があげられます。
さらに、完成後の木目の美しさや、加工に失敗して隙間が出来てしまってもヤスリで修正しやすい事も利点です。
逆に、保温性の高い材料なので、エアフローをきちんと考えないと熱がこもってしまいます。

アクリル

プラスチックの一種で、ホームセンターなどで板状の物が売られています。
アクリルを使う利点は、透明パーツが使用できる事、熱による曲げ加工が容易な事があり、さらに専用のアクリル接着剤を用いれば短時間で強力に接着出来ます。良く研磨した端面どうしを接着すると本来の材質と同じくらいの強度になります。
欠点は静電気がたまりやすい点、加工に癖がある点、傷が付きやすく目立ちやすい点、木と同様エアフローにも注意する必要があります。
アクリル加工は専用のプラカッターを用いますが、基本的に直線切断しか出来ません。R加工はジグソーを使うかヤスリで削って形を整えます。
熱による曲げ加工も専用のヒーターを使って加工します。このヒーター、6000円もします。ですがホームセンターで売られている製品を組み合わせれば1000円程度で作る事が出来るのでわざわざ購入しなくても何とかなります。作り方はのちほど紹介します。

アルミ
金属の中で、最も加工のし易い材料です。
アルミを使う利点は、金属の中では加工がしやすい事、熱伝達が他の材料より優れているので冷却に有利な点、静電気の帯電が無いのでパーツに優しい等があります。
逆に、他の材料より高度な加工が必要で、切断するにも金属鋸や、ジグソーが最低必要です。フライスがあればなお良い。
0.1mm以下の薄いアルミ板ならハサミで切れなくもないです。

作製道具の紹介


カッターは薄いパーツの切断等に用います。
材料に切断線を描く事にも使えます。
カッター

Pカッター
アクリルの切断に用います。カッターのように切るのではなく、引っかき傷を付け、折って切断します。
まっすぐに切れますが、切っただけでは面が歪んでいるので、やすりがけをして整えます。
ぷらカッター


ハサミ
0.5mmの薄いプラ版の切断に使いました。
ハサミ


ニッパー
直接、加工には必要ないですが、アクリルヒーターを自作する時に配線切断で使いました。
ニッパー


切断マット
工作で、机を傷つけないようにするマットです。この上でカッターを使ってもマットが切れることはありません。
ただ、Pカッターはマットを傷つけ、ボロボロになるので木などの捨て板を利用しましょう。
切断マット


差し金
ケースを作る時には必需品です。通常の定規としてだけでなく、直角の線を引く時や、Pカッターの切断ガイドとしても使えます。
写真は30cmの物ですが、45cm〜50cmあった方が使いやすいです。
差し金


ドライバー
PCパーツのねじに使います。
ドライバー


モンキーレンチ
マザーボードを固定するスペーサーを回す時に使いました。
今回アクリルに圧入したので、力の入れやすいレンチを使いました。
モンキーレンチ


アクリル用の接着剤です。
アクリルを接着する時は必ず専用の接着剤を使ってください。強度、仕上がり共に全然違います。右のスポイトで付けます。
毛細管現象を利用して流し込むように接着剤を付けるので、先の細いスポイト又は筆を使います。スポイトは大抵同封されています。
接着剤


曲げ加工用のヒーターです。
アクリルの曲げ加工で使います。曲げ加工をしない場合は不要です。
曲げ加工用ヒーター


ヤスリ
Pカッターで切断した面の処理や、R加工で使います。下の様な金ヤスリで荒く整え、耐水ペーパー400番、1000番を掛ければ綺麗に仕上がります。鏡面仕上げの場合は、さらに研磨剤でバフ研磨します。
ヤスリ


ドリル一式
穴開け加工用のドリルです。
ドリル



ポンチ
ドリルで穴を空けるときに正確な位置に穴決めをするための道具です。
ポンチ


糸ノコ
カーブした線を切断するには糸ノコが便利です。今回ほとんど使いませんでしたが・・・
糸のこ


ルーター
知っている人にはおなじみのプロクソンのルータです。ビットを変えれば金属の切断からバフ研磨まで多彩な使い方が出来ます。
持っていて損はありません。
ルーター


ジグソー
自由に曲線を切断できるジグソーです。アクリル切断の場合は摩擦熱でアクリルが溶けてしまったので水をかけながらの切断でした。
この道具は一歩間違うと大けがなので出来れば使わない方が良いです。
ジグソー


フライス
これも、実家にあったので使っただけで、わざわざこれを使わなければ作れない事はありません。
でもあると便利です。(^^;)
フライスに限らず回転系の電動工具を使う時は素手で操作しましょう。軍手などで作業し、万一巻き込まれたら持って行かれます。
フライス


ボール盤

穴あけに便利です。
ボール盤

と言う具合に、ざっと工作道具の紹介でした。

後半の機械は無くても大丈夫です。時間さえあれば何とかなるので。



作製スタートに続く


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