2017/10/09

初めての自作PC編【目的PC作製ガイド】

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初めての自作PC

初めて自作をしてみようと思う方を対象に説明していきます。

自作PCの醍醐味は自分でパーツを選び、自分で組み立てることにあります。
作った後は必要に応じカスタムし、グレードアップさせることも楽しみとなるでしょう。

自作のポイント

最新パーツ

初めての自作PCはできるだけ最新の規格・最新のパーツで組み立てましょう。
理由は2つあります。
一つは最新のパーツは接続規格やインターフェイスが古くなりにくく、長く使い続けることができる点。新しいパーツにアップグレードしたいときに「接続規格が変わって取り付けられない」といったことも回避できます。
二つ目は、最新の規格について自作しながら勉強することができるという点です。パソコンの最新規格について組み立てながら学べるので知識が付きます。よく、「最初は中古の安いパーツで勉強してから本番を作る」という書き込みを目にしますが、中古のパーツで組めるのはある程度知識がある中・上級者です。
中古品は新旧いろいろなパーツが入り乱れているので、規格をよく確認しなければなりませんし、場合によっては一つ一つ型番をWEBで調べてスペックを見なければなりません。非常に手間がかかります。しかも安い中古品とはいえ、お金をかけて作ったものが旧世代のパソコンではコストパフォーマンスが悪いです。
最新パーツならネットショップのスペック表を見るだけで、パーツ構成に必要な情報が手に入りますし、絞り込み検索などで効率的にパーツを絞り込むことができます。

拡張性

自作パソコンは、後になってスペックが物足りなくなったり、拡張カードを増設してアップグレードしたくなります。
そこで、PCIスロットやメモリの拡張性に余裕がる、ATXタイプのマザーボードがおススメ。
後々、アップグレードしたいときに拡張スロットが足りないため出来ないということが起きないようなパーツ構成を心がけてください。これはPCケースのベイの数にも当てはまることです。
特に省スペースマシンにした場合、各スロットが限られますから注意が必要です。拡張性の高いパーツは、マザーボードでしたら、PCIスロットの多いもの。ケースだったら拡張ベイの多いものを探しましょう

汎用性

最初の一台はできるだけ汎用性のあるパーツ構成にしましょう。
いきなり完全水冷やファンレスPC、超小型PCなど、特殊なパソコンを組もうとすると一気に難易度が上がります。
それよりも、後からパーツを増設してスペックアップできる構成がおススメです。
PCケースもデザイン重視の特殊ケースよりは普通の箱型PCの方が(ドライブベイの数など)汎用性も高く、しかも作りやすいです。
後から水冷装置を取り付けたり、ファンを増設して冷却性能を上げたりといろいろ改造しやすい利点もあります。また、ある程度CPUの処理能力があったほうが拡張性も容易になります。予算的に無理なら、上位CPUと互換性のあるマザーボードを選んでください。スペック的に満足いかなくなったとき、CPU換装だけでマシン性能を上げることが出来ます。

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半完成のベアボーンPC

自作をしてみたいがうまく作れるかどうか不安だという方は、ベアボーンと呼ばれる半完成のPCキットがおススメ。主にマザーボードメーカーが発売しています。

ベアボーンの最大の特徴はその作りやすさです。CPU、メモリ、HDDを取り付ければ完成し、組み立て説明書が同封されている事もあります。しかも、動作確認済みパーツリストが公開されているので、そのパーツの中から好みのCPUやメモリを購入することで相性の問題も気にする必要がなくなります。
ケースにも個性のあるデザインが多く、最近はノートブックタイプのベアボーンも存在します。
ベアボーンキットの組み立ては下の記事が参考になります。

参考:超小型ベアボーンキットを作る

自作キット


パーツの選び方がいまいち分からない、自作パソコンをやってみたいけれど、やはり恐怖心が取り除けない。という方には、自作キットをおススメします。

自作キットとはPCを作るためのパーツを集めたセット販売のようなものです。セット販売と言っても単にパーツの寄せ集めでは無く、自作のプロが厳選したパーツを集めています。性能や、パーツ相性にも十分に信頼できるキットになっています。さらに、これから自作する方に安心な詳しい組み立て解説書もついてきます。
また、自分でパーツを選んで自作する方にも自作キットのパーツ構成はいいお手本になると思います。
自作キットは、有名PCショップなどで買うことが出来ます。
自作キットの組み立ては下の記事が参考になります。

参考:自作キット「パーツの犬」を作る

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