SSDでRAID0を構築して高速マシンを組み立てよう

自作PC (自作パソコン)大図鑑

Home>>特集>>SSDをRAID0で使ってみる。

SSDとは

SSDはフラッシュメモリの一種で、HDDのように使用できます。
読み込み性能が特に優れ、OSや、ソフトウェアの起動に性能を発揮します。

このSSDをRAID0でさらに高速化して使ってみようと思います。






SSDのメリットデメリット

メリット
読み込み速度がHDDと比べ高速
モーターがないため省電力
衝撃に強い
動作音が無い
シークエラーが存在しない

デメリット
HDDと比べ容量辺りの単価が高価
書き込み回数に寿命があり、短期間で故障する可能性も考えられる。


ストレージの価格と書き込み可能回数がネックとなっているSSDですが、最近の製品は書き込み回数を減らすキャッシュメモリや書き込みを分散させる回路などにより、超寿命化しています。今後さらに値段が下がっていくとHDDに変わるストレージとして一般的になっていくでしょう。


SSDの接続


購入したSSDはSP032GBSSD650S25を2個。

スペック
容量:32GB
規格サイズ:2.5インチ
インターフェイス:SerialATA
読み込み速度:160MB/s
書き込み速度:91MB/s



価格は、購入当時1万円以下で入手しました。これからSSDはSDカードのように値が下がっていくでしょうね。
接続自体は、Serial ATA接続なので、普通にHDDを交換するように取り付けることができます。





>>RAIDの構築方法はこちらを参照してください


OSからは問題なくHDDとして認識されました。

SSDの速度は?

せっかくなのでどれ程の速度が出るのかベンチで測ってみることにしました。
ベンチソフトはCrystalDiskMarkです。
購入したSSDをRAID0で構築し、Vistaをそのドライブにインストールした状態での結果です。
ちなみに、CPUはCore 2 Duo E6600、マザーボードはP5B Deluxeメモリ4GBです。




結果的には思ったよりも数字が良く、元は取れました。
SSDの弱点でもある書き込み速度も、RAID0で動かせばそれなりの速度は出ています。ただ、いまいちSSDに信頼性が無いと言いますか、信頼していないので、基本ソフトやその他のアプリケーションのためのシステムストレージとして使います。




HOMEへ戻る




Copyright (C) 2006 Hiroaki Hasimoto All right reserved.