FMV-BIBLO LOOX U/C30の製品レビュー
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FMV-BIBLO LOOX U/C30
UMPCを試してみた!
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前からUMPC(ウルトラ・モバイル・PC)には興味があり、機会があったあら買ってみようと思っていました。今回、ヤマダ電機で、比較的安く売られていたので、思わず衝動買いをしてしまいました。
タブレットPCなので、タッチペンで、文字を入力したり、マウスを操作することが出来ます。
このFMV-BIBLO LOOX U/C30は、CPUが、Atom Z520クロックが1.33GHz、メモリ1GB、1280×800ドット5.6型ワイドTFT液晶。OSはWindowsR XP Home Edition。HDDは60GB、無線LAN、Bluetooth、USBポートがあり、十分実用性があります。
上位機種に、Atom Z530(1.6GHz)があります。
使用目的をホームページなどの閲覧や、MP3などの視聴に限定すれば、1.33GHzもあれば十分でしょう。基本的にUMPCは画面サイズが小さい為、クリエイティブな環境として使用することは無く、どちらかと言えばマルチメディアプレーヤーとしての使用をメインにします。ですから、CPUも、OSがストレス無く動作できる程度で十分だと思っています。性能より、バッテリーの駆動時間の方が気になります。
このFMV-BIBLO LOOX U/C30は、標準バッテリーで6時間動作するとスペックには書かれています。私は、大体この公表値の60%位が実際の使用可能時間だと考えています。この場合は、6×0.6=3.6時間程度が期待できると言うことです。
詳細レポート
中身は本体と簡易マニュアルACアダプターなど標準的なもの。
本体天板は艶があり、指紋などが目立ってしまうのが残念です。キーボードは、キーピッチが15mmで、間隔は狭いですね。
キー配列も、特殊な配列で、Tabキーやアンダーバーなど微妙に異なります。
左側にUSBポート×1、SDカードスロット×1、ステレオIN/OUT、ボリュームスイッチ
右側はアダプターコネクタ、電源スイッチ、LANスイッチ、CFカードスロットがあります。
マウスは本体右上にあるスティックで操作します。クリックボタンは本体左上の2つのボタンで操作します。
指紋センサーがありパスワードなどの管理に役立ちそうです。
使用後の感想
2時間ほど使ってみた感想ですが、画面がとても綺麗です。また、5.6型ワイドの液晶で、1280×1024ドットを表現している為、ドット一つひとつがとても小さく、十分フルブラウジングが可能です。また、表示を縦に回転させて表示できるので、縦長のブログなどを閲覧する時にスクロールしなくても多くの情報が出来るので、とても便利です。タッチパットの感度と、文字認識は十分実用的な作りとなっています。かなりラフに書いた文字もちゃんと認識してくれます。
ただ、解像度と画面サイズの関係から、文字はかなり小さくなります。マウス操作の時なども、シビアに操作しないと、ウインドウの拡大ボタンと閉じるボタンを押し間違うこともあります。
それでも、タッチパットを用いたマウス操作は、スティックボタンを使うよりも遥かに快適です。
動作速度もまずまずです。このマシンが6,7万で手に入るなら十分なパフォーマンスだと思いいます。使用目的をインターネットや、ファイルの閲覧だけに絞ればまさに最適なパソコンだと思います。
個人的にかなり魅力があるマシンなので、HDDをSSDに換装したりして暫くこのマシンで遊んでみようと思います。
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