ワンセグチューナーを接続し、パソコンでテレビ
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DH-ONE/U2P
地上デジタル放送”ワンセグチューナー”を試す
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ワンセグ放送をノートパソコンで楽しむための小型USBワンセグチューナーが人気を呼んでいます。2006年9月にロジテックから初めてUSB接続タイプのワンセグチューナーが発売されて以来、様々なメーカーから販売を開始しています。値段も1万円前後と、お手ごろな価格も魅力です。
ワンセグとは?
ワンセグとは2006年4月1日から放送が開始された携帯・移動端末向けの地上デジタル放送のことです。地上デジタル放送は、1チャンネル分の大域を13セグメントに分けて放送しています。この13セグメントの一つの帯域を携帯・移動端末向けに利用している事から、1セグメント”ワンセグ”と呼ばれています。表示画面サイズは、最大で320×240ドット(放送サイズに依存)と小さいですが、地デジならではのクリアな放送が楽しめる点や、どこでもテレビを見られる手軽さが支持されています。
特に、自作パソコンでは、通常の地上デジタル放送を視聴するキャプチャーカードが発売されていません。その中で、地上デジタル放送を楽しめる、ワンセグチューナーは必見です。
詳細レポート
パソコンで気軽にテレビを見たいと思い、ワンセグチューナーに興味がわきました。現在、USBタイプのワンセグチューナーは種類も多く、選択に迷ってしまうことでしょう。今、一番人気のあるBUFFALOのDH-ONE/U2Pを購入しレビューしてみようと思いました。パッケージ内容
マウス本体に充電器、スタンド、受信機、CD-ROMが付属します。
USBチューナー本体 他のチューナーと比べても比較的小さい部類に入ります。大きさの目安は小型のUSBメモリと同じくらいです。 |
パソコンに接続した写真です。アンテナが自由に動くので、安定した受信が可能です。 さらに、本体が小型なので、PC作業に支障をきたしません。 |
アンテナの感度が悪い環境での高感度アンテナに付け替えることで、安定した受信が得られます。
写真右上の黒いものが高感度アンテナです。高感度アンテナの固定は、マグネット又は吸盤から選択でき、取り付け場所を選びません。
ドライバ・インストール手順
付属のCDをパソコン本体にセットすると以下のように簡易セットアップウインドウが開きます。DH-ONEドライバのインストールを選択し、「開始」をクリックします。
そのまま次へをクリックします。
チューナー本体をパソコンに接続すると自動でドライバがインストールされ、セットアップウインドウの「次へ」がクリックできるようになります。
ドライバの次はソフトウェアのインストールをし、地域設定などのチャンネルを自分の地域に合わせます。
使用した感想
室内で受信をしましたが、何とか映像を楽しむことが出来ました。ただし、受信環境が悪い場合は画面が急に途切れ、「電波を受信できません」と画面に表示されます。
デジタル放送なので、画面が乱れたり、砂嵐になることはなく、電波が悪い場所では全く映らなくなります。
チャンネルを切り替えるときは若干のタイムラグがあります(1〜2秒程度)。
画面サイズは320×240ドットですが、自由に表示サイズを変更することが出来ます。
当たり前ですが、表示サイズを大きくすると、デジタルノイズ(ブロックノイズ)が目立ちます。
表示された映像はアナログノイズが無いため非常にシャープに映ります。表示サイズを大きくするとブロックノイズが目立ちますが、もともと移動端末向けと割り切るとそこまで気になりません。
パソコンでテレビを見ながら他の作業をする時などは、非常に重宝します。
普通にリビングでテレビを見たいときは専用のチューナーで見ればいいわけですし。
録画機能はまだ使っていないので、使用したら感想を書き込みたいと思います。
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