色々なエルゴノミクスデザインマウスを試す

自作PC (自作パソコン)大図鑑

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色々なマウスの比較レビュー

様々なポインティングデバイスから最適なマウスを選ぶ

パソコンをより快適に使う為には、マシン性能がとても重要。
ですが、長時間のパソコン作業によって生じる身体的な疲労はマシン性能をいくら向上させても軽減する事はありません。
この様な身体的な負荷の低減には、多少高価でも、人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインのマウスやキーボードの使用をお勧めします。

ただ、一口にエルゴノミクスデザインと言っても、種類もデザインも豊富。
さらに、通常のマウスタイプからちょっと変わった、トラックボールやタブレットのように操作方法そのものが異なるタイプなどもあります。

今回、個人的に興味があったトラックボールタイプのマウスと、横から握るタイプの大型マウスを、2〜3週間使い続け、通常のマウスと比較しながら紹介しようと思います。

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レビューするマウスの紹介


比較に用いた一般的なマウス
ロジクール

プライベートで使っているマウス。ロジクールの一般的なマウスです。


トラックボール型
ロジクール Wireless Trackball M570
LOGICOOL ワイヤレストラックボール Unifying対応超小型レシーバー採用 M570

こちらはロジクール製のトラックボール型のマウスになります。
青いボールでパソコンのポインターを操作する為、多少の慣れが必要です。
ただし、見た目の印象ほど、操作感覚が変わる訳ではなく、初めて使った際も特に違和感はありませんでした。
インターネットブラウザや、ファイル操作程度なら初めて使っても直感的に操作出来ます。
逆に、細かな作業(CAD製図や、小さなボタンのクリックなど)1週間ほど使い続けないと慣れませんでした。

また、マウスポインタの設定も変更する事で、さらに使いやすくなる印象を受けました。
ロジクールのマウス設定アプリ(SetPoint)を起動し、ポインタのスピードを遅くし、ポインタの加速をに設定します。
こうする事で、細かな作業と素早いポインター移動を両立させ易くなります。↓
トラックボール型マウスの設定

ちなみに、3週間使い続けてみたが、意外と使い心地が良く、癖になる操作感覚です。。
マウス操作が親指だけで良いので操作が楽になり、ボールに触れなければマウスポインタが動く事が無いと言うメリットがあります。
逆に通常のマウスに持ち替えると違和感があるほど馴染んでいます。

欠点として、トラックボールに慣れすぎると通常のマウス操作に影響してくるのではないかと言う懸念と、昔のボールマウスと同じように定期的にクリーニングしないとボールの滑りが悪くなってしまう点です。(センサーは光学式なので操作できなくなるわけではありません)



横から握るタイプの大型マウス
SANWA SUPPLY MA-ERGW6
SANWA SUPPLY ワイヤレスエルゴレーザーマウス MA-ERGW6
このマウスは、クリックボタンが横向きになっているのが特徴。
腕をひねる事無く、自然な形でマウスを握れます。
この形状のマウスも以前から気になっていたので購入して使ってみる事にしました。価格はワイヤレスタイプが5、6千円となっています。
実際に握ってみると、フィット感が抜群です。
パッケージに腱鞘炎になりにくいと書いてある通り、腕をひねらずに持てるので、その点は楽になります。
また、本体が大きく、マウス後部にリストレストがあるので、細かな作業でも安定している点は評価出来ます。

ただし、フィットしすぎてポインタを大きく動かすような操作がやりにくい感じがあります。
私の場合、マウスは手や腕を動かさず、指先で動かす様な使い方をしているので、ポインタを大きく動かそうとすると、どうしても腕に力が入ってしまいました。
この不具合は、マウスの上部にあるカウント切り替えボタン(分解能)を用途に応じて変更する事である程度緩和する事が出来ます。

まとめ

今回、操作原理が全く異なる3種類のマウスを使ってみましたが、汎用性の高さでは、やはり普通のマウスが一番しっくりきます。
ただ、パソコンの設定と、ある程度使い続けて慣れてくると、トラックボールの方が使いやすく、長時間のパソコン作業でも疲れにくいと感じました。


また、大型の横向きタイプのマウスは、汎用性こそないものの、CAD操作など緻密なマウス操作を行う事に適しているように感じました。
しかし、本体がかなり大きく、リストレストも付いているので、大きなデスクでないと、かえって使い難いマウスとなってしまいます。
(私のPCデスクが奥行き80cmありますが、もう少し欲しいくらいです。)

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