外付けハードディスクの再利用
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外付けハードディスクの中身を入れ替えて再利用
使わなくなった外付けハードディスクを再利用する
パソコンデータのバックアップ用に最適な外付けハードディスクですが、基本的に消耗品なので5〜6年周期で交換する必要があります。
私の場合3年程度で交換するので、使わなくなった外付けハードディスクがたくさん!
外付けハードディスクは、当然内蔵用ハードディスクより値段が高いので、経済的ではありません。
そこで、最近はこのような外付けハードディスクの中身だけを取り替えて使っています。
今回はハードディスクの再利用法について紹介しようと思います。
こんなこと書かなくても当然の事ですが、メーカーの保証は一切受けられません。下手をすると新品の内蔵ハードディスクも故障するかもしれないのでくれぐれも自己責任で。
外付けハードディスクの分解
まず、ハードディスクの分解から始めます。
ほとんどの外付けハードディスクは、”爪”又は”ビス”によって組み立てられています。一見爪やビスが見当たらなくても、製品番号のシールで隠れていたりします。
ビスだけで固定されている製品はほとんどなく、大抵は爪で取り付けられています。爪をマイナスドライバーなどで押し込み、”無理やり”こじ開けます。
分解の難しい製品は、爪の2,3本は折らないと分解できない事もあります。
分解するとこのようにハードディスクが入っています。この外付けハードディスクはバッファローのHD-CLです。
次にこのハードディスクの分解です。見た所、爪もビスも見当たりません。
この製品、爪がこのように噛ませてありました。
↓マイナスドライバーをテコにして分解。
外側のプラスチックの部品をすべて取ると、後はネジ止めされているだけなので分解は簡単です。
頑張って分解したものの、IDE接続のタイプでした。旧タイプのハードディスクを購入してまで再利用する価値はないと思います。
次はこちらを分解してみます。↓この製品ハードウェア上でパスワードの設定が出来、フロントのダイヤルで解錠できるすぐれモノ。
残念ながら、現在はこのモデルは売られていません。
この製品も、爪で固定されています。
結構簡単に分解できるかと思いましたが、この製品が一番ややこしい仕組みになっていました。
やっとの思いで分解したのに結局IDE接続方式。
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ちなみに使われていたハードディスクのメーカーは次の通り。
外付けハードディスクの中で比較的安いBUFFALOの外付けハードディスク
使われていたのはサムスン。
次にIO-DATA↓こちらもそこそこ安かったのを記憶しています。
こちらもサムスン
最後にLogitecのハードディスク。
こちらはHITACHI製。
当然製品やロットによっても違ってくるでしょうが、使われているハードディスクが見えないのがネックですね。
私の場合、どのメーカーでもあまり気にしていませんが・・・
ハードディスクの取り替え自体はいたって簡単。ネジ止めされているハードディスクを抜き取り、新しいハードディスクに繋ぎ変えるだけです。
ハードディスクも規格化されているため、接続規格さえあっていれば、どんなハードディスクでも接続させる事は出来ます。
ただし、認識するかは別問題。
通信規格が一緒なので、ほとんど問題ないとは思いますが、ハードウェア暗号化ができる外付けハードディスクは、認識しないか暗号化できなくなる場合があります。
話は変わりますが、この記事を書いている途中、ロジテック のホームページで面白いものを見つけました↓
内蔵用ハードディスクをそのままカートリッジのように交換できる外付けハードディスクです。
外付けハードディスクを分解するより、正直な所、最初からこっちを買った方が手っ取り早くて良いと思います。
この製品、ロジテックの直販サイト限定発売のようで、この記事を書いている途中で初めて知りました。
一年以上前から発売しているので、知っている方も多いとは思いますが、紹介しておきます。
パソコンとの接続方式は、USB2.0とeSATA(3Gb)対応なので、速度的には十分。そのうちUSB3.0タイプも登場するのではないでしょうか?
WEB限定外付けハードディスク一覧
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