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バックアップとコピーの違い


パソコンのバックアップとコピーの違いについて。

パソコンに保存している写真データや、音楽ファイルは、外付けHDDなどにコピーするだけでバックアップは完了します。
しかし、Cドライブ(OS)はそのままコピーして保存し、トラブルが起きた時にコピーデータで復元しようとしても元に戻せません。

これは、OSを構築しているデータが、メモリ(HDD)の特定の場所に格納されている必要がある為で、コピーデータから復元した場合はデータの保存場所まで指定できないからです。
OSをバックアップしたい場合、Windows標準搭載の「バックアップ」機能を使ってバックアップファイルを作る必要があります。

Windowsの「バックアップ」機能は、OSだけではなく、写真データなどもまとめてバックアップする事が出来ますが、通常”OS”と”データ”は分けて保存するのがセオリーです。
OSは前述のように、バックアップ機能を使う必要がありますが、データだけならコピーすれば十分です。
しかも、データファイルは追加や編集頻度が高いので、その都度バックアップデータを作成するのは効率的ではありません。
逆に、OSはアップデートの前など、定期的にバックアップすれば良いので頻度はそれほど高くないでしょう。

以上の様に保守管理のしやすさからデータとシステムを分けて保存するようにしましょう。

下記リンクは、システムやデータのバックアップ方法を詳しく解説したページです。是非参考にしてください。
システムのバックアップ方法:「システム イメージの作成」でバックアップ
ファイルのバックアップ方法:データをバックアップしていれば簡単に復旧可能

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